出版社内容情報
本能寺の変で織田信長が非業の死を遂げた時、嫡男信忠は安土城に逃走、再起をめざす。同時期、天下を手中にすべく徳川家康と羽柴秀吉の両雄が蠢きはじめる。そしてここにもう一人、戦国きっての傾き者、前田利家が、新たなる天下一統への道へ歩み始めていた!
内容説明
天正十年六月二日、本能寺の変が勃発した。明智光秀の謀反の前に織田信長は非業の死を遂げるが、嫡男信忠は安土城に逃走、再起を期することを決意する。織田家を壊滅し、天下を手中にすべく、両雄・徳川家康、羽柴秀吉が蠢き始める。だが、この時、一人の勇将が胎動しつつあった。戦国きっての傾き者、前田利家に目覚めの時が訪れる。今、ここに新たなる覇者が、天下一統への道をひた走り始めた。
著者等紹介
神宮寺元[ジングウジハジメ]
1956年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。菅原道真の晩年に題材をとった、『孤舟の夢』(歴史ピープル)で作家デビューし、その後、王朝ホラー『疱瘡将軍』などの本格的な歴史小説を次々と発表している
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