出版社内容情報
難攻不落の大坂城が落ち、秀吉は自刃。全ては家康の謀略によるものだった。豊臣家存亡の危機に瀕しながらも、島津征伐のため九州の途にある名軍師・黒田官兵衛がめぐらした秘策とは？ 今、家康はその矛先を宿敵真田に向け、徳川対真田の新たな闘いが始まる。
内容説明
酒井忠次の裏切りで難攻不落の大坂城が落ち、秀吉は自刃。全ては用意周到に進められた家康の謀略だった。秀吉の一粒種、幼い秀頼を抱えて決死の脱出をはかる福島正則。豊臣家の危機に瀕しながらも島津征伐のため、九州遠征の途にある黒田官兵衛以下、主力部隊に動揺が走る。進退きわまった名軍師・黒田官兵衛の秘策とは？そして大阪城を陥れた家康の目は今、宿敵真田に向かう。徳川対真田の新たな闘いが始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kaz
6
これまでの合戦より臨場感があり、ここまで一番の盛り上がり。特に後半の織田・徳川VS上杉・真田は見ものです。2013/10/25
坂城
4
今まであった戦の中で別府の合戦はダントツに熱く、面白かった。道雪の最期は今までの散っていった武将の中で一番印象に残り、この道雪と一緒に戦った清正の変化が今後の清正の活躍を楽しみにさせてくれる。そして豊臣大友龍造寺の合戦を見ての毛利の行動には本当に熱いものがこみあげた。信濃での上杉真田と徳川織田連合軍の上田での戦いも熱くなりそうだったのに結果は残念。野戦でも上田の戦いには土地名他がないのは何故だ。そして信之は忠勝という聞いてくれる人がいるのに氏郷は誰もいない切なさ。一人でブツブツ… 2013/11/09
ぶっくlover
3
今度は上杉景勝が絶体絶命のピンチに…。 で、この巻は終了。2025/03/02
らちぇ
3
中国大返しの九州バージョンの四巻。加藤清正の活躍ぶりと真田戦記の二本立てです。この巻は強引さと枠を外しすぎるｷﾞﾘｷﾞﾘって感じですが合戦メインで興奮します2012/04/11
はる
2
島津との合戦読み応えあります。生け捕りはなかなかですね2024/12/13
