出版社内容情報
大坂築城を成し遂げ、着々と天下統一を目指す秀吉の視線は、いまや九州に注がれている。島津と大友との激しい死闘のさなか、新たな謀略がうごめき事態は急転直下。運命によって敵味方に分かれた織田信長と豊臣秀吉が、大坂城を舞台についに雌雄を決する!
内容説明
大阪築城を成し遂げ、着々と天下統一を目指す秀吉の視線は、いまや九州に注がれている。戦乱に明け暮れる九州では島津と大友の激しい死闘が続く。立花城を島津の大軍に包囲され危急存亡の秋を迎えた智将立花道雪・宗茂親子の運命はいかに?その最中、新たな謀略がうごめき、事態は急転直下。運命によって敵味方に分かれた織田信長と豊臣秀吉が大坂城を舞台についに雌雄を決する!本格歴史シミュレーション小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はせこー
5
家康の戦術が巧みに描かれていて、楽しい巻でした。2013/05/01
MIKETOM
4
九州の五分の四を制した島津は勢いに乗って全制覇を目論む。大友は青息吐息で秀吉に援軍を要請。秀吉は大阪城を完成させ信長・家康連合軍を迎え撃ちこれを撃破。大友に援軍を送る。しかし、共に援軍となった長宗我部元親の嫡子信親が島津勢に包囲され憤死。ショックの元親は土佐に帰り、秀吉は大阪城に守備兵一万を残して三万以上を追加援軍に。一方家康配下の酒井忠次と石川数正が家康を裏切り秀吉に内通。そして信長・家康連合軍は再び大阪城を包囲する。結果は…ここでは書かない。2024/05/09
らちぇ
4
まさかの裏切りが起こる四巻。やはりと思ったのは役者的に信長、秀吉、家康なら先に亡くなるのは秀吉なんだなぁーと納得。手の込んだやり口は家康っぽくて巧いなぁと感じました2012/04/10
サガン。
3
島津四兄弟にテンションが上がりましたv2010/03/24
はる
2
酒井忠次はある意味すごい。誰からも信頼されていた。あまりにも呆気ない大坂城落城。2024/12/12