学研M文庫
信長死せず―異戦国志〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 342p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059000013
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

信長は本能寺で死ななかった。秀吉が光秀を討ち天下に覇を唱えた時、死の淵から蘇った信長は、新たな天下取りの野望を宣言した。信長に反旗を翻し謀反に走る秀吉、徳川を相手に奮戦し天下を狙う真田父子。天下取りに向けて、再び新たな戦いの幕が上がった。   

内容説明

信長は本能寺で死ななかった。秀吉が光秀を討ち天下に覇を唱えたとき、死の淵から生還した信長は、新たな天下取りの野望を宣言した。信長に反旗を翻し謀反に走る秀吉、徳川を相手に奮戦し天下を狙う真田親子。天下取りに向けて新たな戦いの幕が上がった。そしてついに、信長と秀吉の一大決戦が始まった。勝つのは信長か、それとも秀吉か。壮大なスケールで描く歴史シミュレーション。第一回歴史群像大賞受賞作品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kaz

6
えっ!読み切りじゃないの!終盤に差し掛かったあたりから、決着がつくんだろうかと不安になっていましたが、まさか長編だったとは・・・。しかも、どうやら13巻まである模様。まっ、今のところ楽しめているからいいのだけれど。信長が生きていたら。魅力あるテーマで楽しめています。ただ、清州会議までに復活していればこんなに複雑にはならなかったと思うのですが・・・。2013/05/31

はせこー

6
もしも信長が生き延びてたら 秀吉との闘いが面白くなりそう2013/04/29

MIKETOM

5
【もし信長が本能寺で死ななかったら】という”歴史にIF”もの。もっとも単に死ななかっただけならそのまま天下統一して終わりだからここで作者が一工夫。信長は大ケガを負いながら辛うじて脱出。そして世間的には生死不明のまま山奥の廃寺で傷の治療に専念する。その間に秀吉が天下への野望を顕わにし、その後信長が再び立つ。こうして信長VS秀吉の図式が出来上がる。家康は信長に加担するそぶりを見せながら淡々と漁夫の利を狙う。真田昌幸は秀吉に加担しながらこれまた天下を窺うという形成。なかなか面白い。→2024/05/05

サムライマニア

4
★★★★☆ もしも本能寺の変を信長が生き抜いていたら、という典型的な歴史if小説。著者はこの作品で一躍有名となった。まさに記念碑的な作品。

二階堂聖

4
『信長、秀吉、家康の三人が戦った場合、はたして一番強いのは誰であろうか?(はじめに)』 とはじまる本書。こういうのを考えるのが歴史小説の醍醐味。タイトル通り信長が死ななかったら・・で進む。内容は面白いが、誰々が誰々にという表現が多く、小説としてのレベルはちょっと低め。ただそんなことは設定のおもしろさで帳消しか。 『黒田官兵衛孝高という男、明智光秀よりはるかに恐ろしいと、信長はみていた。(P82)』2014/07/06

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