出版社内容情報
薬膳では、「食べること」は「薬を飲むこと」と同じように大切で、それを「薬食同源」と呼びます。さらに「薬補は食補にしかず」という言葉もあり、食べることは薬を飲むこと以上に、健やかな体を維持するのに重要と考えます。
薬膳で基本となるのが温かい飲み物やスープですが、日本で温かいスープといえばみそ汁。中国にみそはありませんが、みそは腸活によい発酵食品です。また、みそ汁は何を入れてもおいしく作れて食材を選びません。作り方も簡単で、だれでも作れるのでおすすめです。
本書では、日本の食卓に欠かせないみそ汁に薬膳の知恵を加えて、体と心をいたわってくれる「薬膳みそ汁」を、7つの効能別に紹介します。ご飯とのセットで簡単な献立も。また、それぞれの効能によい食材や、季節ごとにおすすめのみそ汁も提案します。
【内 容】
■7つの効能別みそ汁■
①温める
・にらつみれみそ汁 ・焼きねぎみそ汁 ・さけの粕みそ汁etc.
②潤わせる
・くずし豆腐の卵とじみそ汁 ・きゅうりとトマトのごまみそ汁 ・モロヘイヤのトマトみそ汁 etc.
③流す
・えんどうとなすのみそ汁 ・焼きキャベツとあさりのみそ汁 ・レタスコーンみそ汁etc.
④お腹から整う
・納豆里いもみそ汁 ・ブロッコリーと豆のみそ汁 ・いわし缶とさつま揚げのみそ汁 etc.
⑤ゆるめる
・さけ缶とほうれん草のみそ汁 ・菊花とふのみそ汁 ・あさりとわかめのみそ汁 etc.
⑥出す
・ごぼうと厚揚げのみそ汁 ・アボカドとトマトのみそ汁 ・白菜とひき肉の豆乳みそ汁etc.
⑦元気を作る
・桜えびとキャベツのみそ汁 ・ツナ缶とブロッコリーのみそ汁 ・まぐろととろろのみそ汁 etc.
■四季のみそ汁と女性が通年で気をつけたいみそ汁■
【目次】