出版社内容情報
●●【発達障害の彼女】と【聴覚障害の彼】
同棲生活はやっぱりドタバタ!?●●
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彼女との日常やさまざまなトラブルを
彼氏目線で描いた笑いあり涙なし(?)のコミックエッセイ第2弾!
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聴覚障害で人口内耳を装用している著者が出会った彼女は、発達障害でした。
ドタバタしながらも2人の付き合いは5年目に入り、同棲を始めることに。同棲生活もやっぱり毎日トラブル続き。第2弾はそんな一緒に暮らしてからのエピソードを綴ります。就職活動や仕事のエピソードからも発達障害と支援のことがよくわかります。
「時間が守れない」「体のサイズがわからない」「数字に弱い」「就活がうまくいかない」……そんな彼女とどう付き合っていくのか、2人の日常エピソードと工夫が描かれています。「発達障害者から見た日常のイメージ」などは目からウロコの内容です。
【ボクには夢があります。いつか本当に、あおに「障害があったけど、そこそこいい人生だね」とわらってもらうことです。「障害があったからこそ、面白い人生を歩んでいる」と胸を張って言えるようになりたいのです。(あとがきより)】
「わかりたい、理解したい」という気持ちを大切に過ごす毎日。
そんな二人の「普通の日常」をお楽しみください。
※本書は2015年6月発行の『ボクの彼女は発達障害2―一緒に暮らして毎日ドタバタしてます!』 (学研プラス)を改題した改訂版です。 改訂にあたり、医学用語の修正等を行いました。
【主なエピソード】
◆第1章 二人の感覚は違っている!?
人に頼むのは難しい?
時間どおりに着かないが当たり前
自分の体はどこまで?
体の硬さは心の硬さ?
スケジュール管理は力任せ
「普通」ってなんだろう?
◆第2章 「ありのまま」でいられない
ストーリーがわからない
時間はつながらない
耳せんで快適生活
地図が読めない
鏡が怖い
美しさの価値基準
人間関係はフォルダ分け
「普通」に見えるという難しさ
◆第3章 就職活動はドタバタ!
履歴書には何を書く?
マニュアルにないときは?
就労への移行支援
働き方は人それぞれに
◆第4章 一緒に住んで変わった
引っ越し大作戦
どっちが安い?
仕事を休むのが怖い
できること、できないこと
内容説明
「時間が守れない」「人の気持ちがわからない」「数字に弱い」「就活がうまくいかない」…。果たして二人はうまくやって行けるのか?!
目次
第1章 二人の感覚は違っている!?(人に頼むのは難しい?;時間どおりに着かないが当たり前 ほか)
第2章 「ありのまま」でいられない(ストーリーがわからない;時間はつながらない ほか)
第3章 就職活動はドタバタ!(履歴書には何を書く?;マニュアルにないときは!? ほか)
第4章 一緒に住んで変わった(引っ越し大作戦;どっちが安い? ほか)
著者等紹介
くらげ[クラゲ]
1984年3月生まれ、山形県出身。進行性聴覚障害者。小学校高学年時に聴力が急激に下がり、中学校2年でろう学校に転校し、聴覚・視覚に障害のある人々が学ぶ筑波技術短期大学(現筑波技術大学)を卒業。21歳より人工内耳を装用している。彼女のあおに発達障害があるのが判明し、独学で発達障害について学びつつ、自分の障害の経験をもとにサポートしている
寺島ヒロ[テラシマヒロ]
大分県出身の漫画家。1995年『まんがくらぶ』(竹書房)にて夫の1型糖尿病発症のいきさつを描いた「糖尿病日記」でデビュー。好きなものは河童とキノコ。現在、夫と自閉スペクトラム症の息子と娘とともに生活
梅永雄二[ウメナガユウジ]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授、教育学博士、臨床心理士。主に、発達障害の人の社会参加、自立に関する研究を専門としている。とりわけ、自閉スペクトラム症の人たちに対する支援については、米国ノースカロライナ州で実施されているTEACCH Autismプログラムにもとづいて、学校教育、企業、支援者などへの啓発活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。