出版社内容情報
●●【発達障害の彼女】と【聴覚障害の彼】のドタバタな毎日●●
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彼女との日常やさまざまなトラブルを
彼氏目線で描いた笑いあり涙なし(?)のコミックエッセイ!
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聴覚障害で人口内耳を装用している著者が出会った彼女は、発達障害でした。
「化粧ができない」「人の顔が覚えられない」「空気が読めない」「こだわりが強い」「パニックを起こしやすい」……そんな彼女とどう付き合っていくのか、2人の日常エピソードと工夫が描かれています。「発達障害者から見た日常のイメージ」などは目からウロコの内容です。
お互いを普通に好きになり、普通に付き合い始めて、さらに好きになった。ただ、付き合った相手にお互い障害があったという話にしかすぎません。障害のことは無視するでも過剰に意識するでもなく、自然と受け入れている二人。
「わかりたい、理解したい」という気持ちを大切に過ごす毎日。
そんな二人の日常をお楽しみください。
※本書は2013年9月発行の『ボクの彼女は発達障害 障害者カップルのドタバタ日記』 (学研教育出版)を改題した改訂版です。 改訂にあたり、医学用語の修正等を行いました。
【主なエピソード】
かわいい服が着れない
服を買いに行ったらパニック!
化粧ができない
メガネにはこだわる
くらげとあお、2人の出会い
チョイスができない!
チョイスしたらそれがパターンに
いつものレストランが満員でパニック!
「お金を大事に使う」ってどういうこと?
財布の中は小銭だらけ
毒舌の理由
メガネで人を認識してはいけない
振り込め詐欺でパニック
朝専用コーヒーは朝しか飲んじゃダメ?
確認することを確認するのを忘れる!
子どもが怖い
内容説明
「化粧ができない」「人の顔が覚えられない」「空気が読めない」「パニックを起こす」…。発達障害の彼女とどう付き合う?
目次
第1章 身だしなみといろいろな先入観(かわいい服が着られない!?;服を買いに行ったらパニック!;化粧ができないよ ほか)
第2章 お出かけでドタバタ!(チョイスができない!;チョイスしたらそれがパターンに;いつものレストランが満席でパニック! ほか)
第3章 日常生活、あれもこれも(毒舌の理由;メガネで人を認識してはいけない;振り込め詐欺でパニック! ほか)
著者等紹介
くらげ[クラゲ]
1984年3月生まれ、山形県出身。進行性聴覚障害者。小学校高学年時に聴力が急激に下がり、中学校2年でろう学校に転校し、聴覚・視覚に障害のある人々が学ぶ筑波技術短期大学(現筑波技術大学)を卒業。21歳より人工内耳を装用している。彼女のあおに発達障害があるのが判明し、独学で発達障害について学びつつ、自分の障害の経験をもとにサポートしている
寺島ヒロ[テラシマヒロ]
大分県出身の漫画家。1995年『まんがくらぶ』(竹書房)にて夫の1型糖尿病発症のいきさつを描いた「糖尿病日記」でデビュー。好きなものは河童とキノコ。現在、夫と自閉スペクトラム症の息子と娘とともに生活
梅永雄二[ウメナガユウジ]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授、教育学博士、臨床心理士。主に、発達障害の人の社会参加、自立に関する研究を専門としている。とりわけ、自閉スペクトラム症の人たちに対する支援については、米国ノースカロライナ州で実施されているTEACCH Autismプログラムにもとづいて、学校教育、企業、支援者などへの啓発活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。