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出版社内容情報
目の前の子が学習の壁を乗り越えられるか否かは、教師や大人に子どもを見る力、多様な選択肢を示す力があるかにかかっている。通常の指導では学びにくい子が「この方法ならできる」手立てを見つけ、自力で「学びきった」体験を重ねるための支援のコツを伝授
内容説明
つまずき原因を仮定し手立てを探して試す。「この方法なら自分でできる!」を見つける。「自分で学び切る!」体験を積み重ねる。
目次
1章 読み・書き(ひらがなの習得が進まない;テストがほぼ白紙状態;熟語、漢字の読みに困難;文章の読みに困難;漢字が定着しない ほか)
2章 思いを伝える・コミュニケーション(伝える方法を探して;思いの共有からスタート;仲間と共に;「伝わる」ことで安定へ;情報を共有しやすく ほか)
著者等紹介
井上賞子[イノウエショウコ]
通常学級担任、通級指導教室担当を経て、現在は特別支援学級を担任。特別支援教育士。特性のある子どもたちの学びを支える方法を模索しながら教材開発を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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chietaro
2
ICTの活用と、糊付けの引き継ぎが参考になりました。読み書き支援が最近求められているように思います。2024/10/31
ひなねこ
1
読み書きや場面緘黙、言葉の遅れなどの困難に直面している子どもたちへの手だて、実践集。取り組み内容の写真も多く、やり取りも具体的で一人一人の顔が思い浮かぶよう。支援が的確なのは、行動観察をしっかりされているからなんだろうなぁ…。それにしても細やかな支援に尊敬の念が…。コラムの「○○だから仕方ない」で終わらない、グサリと刺さった。自分にできる工夫を重ねることの大切さ。「先生がいればできる」は「先生がいなければできない」というメッセージになりうること。2024/12/15