出版社内容情報
「みそ汁にも、肉じゃがにもだしはいらない」と言うと「そんなはずはない」という人がいます。でも、料理に正解なんてありません。「おいしい」料理であればそれでよし。本書では、和食料理人・野崎洋光による、最短で近づけるおいしさに案内します。
内容説明
和食の料理人が伝えたい、「おいしい」のための効率レシピ。
目次
時代が変われば料理も変わる
本当に必要なことだけを知れるレシピ(炒めもののことを考える;おひたし、あえもののことを考える;焼きものについて考える;汁ものについて考える;ごはんもののことを考える;卵について考える;かたまり肉について考える;定番家庭料理について考える;手作りマヨネーズ、ドレッシング、たれのこと;乾物の常備菜について考える)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たこ焼き
8
舌だけでなく喉で味をみる。うまみが多すぎるとおいしくない。野菜は調理を始める前にまず水に浸して吸わせてから調理をすること。水分を介して火が通るので茹で時間の短縮につながる。調理する直前に霜降りを行うことで素材の味が引き立つ。油は素材に味を絡ませるもので油が絡むことで調味料が食材なまとわりつく。中華料理は強火で素材から水が出る前に手早く短時間で炒める。魚に塩を降る。中心まで焼くまで時間がかかるのを避けるため肉は常温にしてから焼く。2021/04/17
NS
0
素材を生かした味の料理を作るためにはどのような考えのもとでどういった工程を経ればよいのかを野崎さんの実体験をもとに解説している本。野菜、肉、魚や汁物、ご飯、焼き物などのカテゴリーについて基本的な説明をした後で具体的なレシピを紹介しているのでわかりやすい。2021/09/20