出版社内容情報
指示待ち、やる気がない、かんしゃくを起こす、忘れ物が多い、片付けられない、トラブルが多いなどの「子どもの行動を変えたい」と思う教師が、3ステップで的確な解決策を見つけて、確実に効果をあげるための本。ABA(応用行動分析)理論の基礎もわかる。
内容説明
日々、子どもと関わる中で「なぜ言うことをきいてくれないのか」「どうしてこんなこともできないのだろう」と思うことがあるでしょう。本書では、「子どもが望ましい行動をやってくれない」「問題となる行動をやめてくれない」ことを「行動問題」と呼び、教育活動や子育ての中でそれを解決できるよう、応用行動分析学(ABA)の理論や技法を活用し、子どもの育ちを伸ばしていきます。
目次
序章 行動を理解するための「ABC」(何度言ってもできない子をどうにかしたい!;なぜそうなっているのか?「理由を知る方法」を教えて! ほか)
第1章 望ましい行動を育てる3ステップ(ほめようと思っても、きちんとしてくれません;必要な手順をなかなか覚えてくれません ほか)
第2章 問題となる行動を解決する3ステップ(落ち着きがなく授業中も立ち歩くので、困っています;乱暴な言動をやめさせるにはどうしたらよいですか? ほか)
第3章 行動支援の成果を広げて定着させる(学校でできるようになったことが家ではできません;複数の人たちで協力して行動支援を行うコツは?)
第4章 ステップ方法でケースを解決してみよう!(ABAで解決!チャート;事例1:おしゃべりをやめてくれないユキヒロさん―キーワード ABC分析 ほか)
著者等紹介
大久保賢一[オオクボケンイチ]
畿央大学大学院教育学研究科准教授。畿央大学教育学部現代教育学科准教授。博士(心身障害学)。応用行動分析学(Applied Behavior Analysis:ABA)をベースにし、主に知的障害や発達障害のある方への支援や支援者・教員研修プログラムの開発に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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saiikitogohu
田中彰英
りょう