出版社内容情報
学習困難の原因であることが多い、ワーキングメモリという脳機能。その子の脳のタイプを知って、ぴったりの学習方法が見つかる本
内容説明
ワーキングメモリ=「脳の黒板」。ワーキングメモリは、目的に合わせて情報を覚えておきながら考える脳の働きで、学習を支えています。
目次
序章 支援が必要な子どもたち
第1章 ワーキングメモリとは
第2章 言葉・数の習得プロセスを知る
第3章 国語の支援
第4章 算数の支援
第5章 英語の支援
第6章 ユニバーサルデザイン
著者等紹介
湯澤正通[ユザワマサミチ]
広島大学大学院教育学研究科教授。1992年広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了。博士(心理学)
湯澤美紀[ユザワミキ]
ノートルダム清心女子大学人間生活学部准教授。2001年広島大学大学院教育学研究科博士課程後期単位取得満了。博士(心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りな
2
自分達でもワーキングメモリのキャパがある様に、発達障害を持つ子どもたちはその子達が発達段階に合わせて持つ小さなワーキングメモリを利用して、様々な知識を得ていると脳の仕組みを理解できた。学習支援として、視覚化やスモールステップを利用した方法が数多く紹介されており、中でも折りプリント課題については初めて学ぶ内容だった。発達障害を抱える児童が今何を疑問視しているのか、何に追いついていないのかその児童の課題点を探ることも大切だとわかった。2021/02/12
やなせトモロヲ
1
★★★★☆ ワーキングメモリの基本的な見方・考え方が理解できました。2023/08/06
ボ~
1
既存の心理検査ではなく、本で紹介されているweb上のアセスメントツールを使ってアセスメントして、支援につなげていく必要がある内容だと思った。2021/12/30
いさぽん
1
面白かった。2018/05/20
みみこ
1
苦手があるからといって何でもかんでも発達障害にすることに違和感があったので、こうして視覚化されると説明しやすくていい。2018/01/16