出版社内容情報
吉田秀和のライフワーク、NHK-FM「名曲のたのしみ」から、4年をかけてモーツァルトの全作品を解説したシリーズを書籍化。
音楽評論家、吉田秀和が40年以上にわたり解説をつとめ、多くのクラシック・ファンを育てたNHK-FM「名曲のたのしみ」。その中から、4年をかけてモーツァルトの全作品を解説したシリーズを書籍化。附属のCDには解説と音楽を抜粋して収録。
【著者紹介】
音楽評論、随筆、翻訳家。鋭い感覚と視点から独自の評論を展開。日本を代表する音楽家の輩出にも貢献するなど、クラシック音楽界を牽引。受賞歴も多彩で2006年には文化勲章を受章。2012年、93歳で逝去。
内容説明
吉田秀和がこよなく愛した作曲家、モーツァルト。7年にわたってリスナーに語りかけ、日本のモーツァルト・ファンを育てた一時代の記録である。
目次
1 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」1787年
2 「ドン・ジョヴァンニ」1787年
3 「交響曲第三十九番」1788年
4 ソプラノのためのアリア 1789年
5 「コジ・ファン・トゥッテ」1790年
6 弦楽五重奏曲ニ長調 1790年
7 ピアノ協奏曲K五九五 1791年
8 「魔笛」1791年
9 「皇帝ティートの慈悲」&レクイエム 1791年
10 補遺
著者等紹介
吉田秀和[ヨシダヒデカズ]
1913年(大正2年)9月23日、東京・日本橋生まれ。東京帝国大学文学部仏文科卒業。戦後まもなく、「モーツァルト」の評論でデビュー、以来日本における本格的な音楽批評の第一人者として、60年以上にわたり活躍を続けた。また「子供のための音楽教室」や「20世紀音楽研究所」を設立し、水戸芸術館館長を務めるなど、音楽教育や芸術の普及に携わる実践家としても、多大な足跡を残した。大仏次郎賞(1975年)、紫綬褒章(1982年)、NHK放送文化賞(1988年)、朝日賞(1990年)、読売文学賞(1993年)、文化勲章(2006年)など受賞多数。2012年(平成24年)5月22日、鎌倉市の自宅で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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