歴史群像シリーズ 国宝の城 - 〈決定版〉図説

学研パブリッシング（2010/09発売）

• サイズ B5変判／ページ数 144p／高さ 26cm
• 商品コード 9784056059663
• NDC分類 521.82
• Cコード C9421

感想・レビュー

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[ryo]

国宝、重文が決まった経緯が面白かった。 現存天守がすごく貴重、だとは思ってたけど、 復元されたお城も、ってかもともとはそっちがすごいお城だったんだよなあ。中はエレベーターとかで幻滅だけど、外から見るぶんには、規模が大きいお城がいいかも。 江戸から明治へ代わるにあたり、城を壊すことにしたの理解できるが、勿体無い。戦争で破壊されたお城、悔やまれる。そのなかで空襲にあいながらものこった姫路城、原爆で倒壊、資材不足の中で貴重な木材として市民に使われた広島城・・・。 それぞれのお城のエピソードがよかった。

2012/01/10

[青]

現在の国宝の城だけでなく、旧国宝の城がどんな経緯によって国宝を解除されたかなど詳しく載っていて、お城好きにはたまらない一冊。それにしても、つくづく、明治維新と第二次世界大戦における空襲が悔やまれる・・・。自然災害で失われるのは仕方ないけど何とももったいない・・・。お城の魅力は天守閣だけではないから、今再建をめざしている名古屋城の本丸御殿は、やるからには規模縮小などせずにしっかり作り上げてほしい。

2011/03/28