感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GaGa
51
これはとても良いムック本です。機械装置の解明をした細川半蔵、玉川上水を作った玉川兄弟、大坂の町人天文学者間重富など、江戸時代に科学にかかわった偉人のその業績がカラー写真で綴られている一冊。他には雪の結晶を顕微鏡を使って観察した土井利位、写真技術を定着させた上野彦馬など。本当に読んで見てたのしい本に仕上がっている。歴史好きには特にお薦め!2013/01/31
猫ぴょん
14
図説も綺麗で読み応えあり(^o^)丿 15人の方々みなさんスゴイ!! 玉川兄弟って正直あんまり知らなかった(恥)スゴイ兄弟だわ~。 図説なんでからくり人形や時計の美しさにうっとり。実物見たいわ~。 特に田中久重の「弓曳童子」すっご~い! 札幌からだとすべての博物館記念館が遠い悲しさ・・・。 2018/06/11
猫
12
図書館本。江戸時代に科学や技術力を色んな方向から磨き上げ発展させた15人を紹介。徳川吉宗の実学奨励政策と漢訳洋書輸入禁止一部緩和の大きさがよくわかる。紹介されているどの技術も仕事もタメ息しか出ないくらいすごいけど、玉川兄弟の行った玉川上水の測量が、あの頃の技術でどうやったか全く不明だけど完璧、というのにしびれた。2019/01/27
アセロラ
5
昔々、すごい人たちがいたんだと思わせてくれる、おもしろい本でした。昔日本史の授業で使ってたような、資料集という感じです。量程器(万歩計)って1700年代からあるんですね。西洋の万歩計を知って、自分で作ってみたとは驚きです。開発して作ることに熱中した人がいたからこそ、現代の技術につながっていることを感じました。子どもの頃歴史の勉強が苦手で、本当にいた人たちという実感がわかなかったのですが、こうして江戸時代の本を読んでいると、脈々と命がつながってる感じがします。2019/09/09
たけ
3
近代日本の発展を支えた江戸時代の科学技術。開国以前と開国以後でわけてしまいがちな日本史ですが、科学技術の発展は線でつながっていることがよくわかります。逆に江戸時代までの科学力がなければ近代日本の発展はありえなかったかもしれないと思うと、歴史の妙を感じます。2015/08/15
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