感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
植田 和昭
10
アメリカの空母の歴史を第二次大戦終了まで扱った本。付属のアメリカ空母迷彩図は、イラストが美しくこれだけでも買う価値がある。ラングレーから始まりレキシントン級、レンジャー、ヨークタウン級、ワスプ、エセックス級、インディペンデンス級、護衛空母と多岐にわたっている。ただ標準形は、守られていて多種多様な空母を建造した日本とは、根本的に思想が異なっている。基礎工業力の無い日本は、ばね1つまともに作ることすらできず、航空用燃料のオクタン価も最後まで上げられなかった。比較すると米軍はすべての面で凌駕していた。2025/03/15
gurapo
0
米海軍空母の開発史を追った本ではなく、その艦艇の性能をカタログのように紹介する本。巻末近くにあるVT信管に関した話は面白かった。2012/02/24
doremi
0
2010年 図柄を入れて、迷彩はカラーでやって欲しかった。タイプは少なかったのね。2010/07/06
鈴木誠二
0
これまた実に良い本でした! ガチに殴り合いに出たアメリカさんにどうやって勝つんやねんということを思い知らされつつ、そんなアメリカさんにもいろんな問題があったことも教えてもらいました。2018/09/13
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- 和書
- 楯 文春文庫plus