出版社内容情報
印を組み、真言を唱え、曼茶羅の仏たちと想起する…伝承された秘密の仏教の謎と真実を再検証し、即身成仏のシステムを探る。弘法大師・空海の謎、大霊場・高野山の秘奧を歩く、宗教の占いと呪術、真言宗の歴史、真言系全宗派ガイド、四度加行の全過程、など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魑魅魍魎
1
その分野を総覧するのに最適なシリーズ,ブックスエソテリカの内の一冊.空海の足跡や伝説に始まり,教義や占星術,修行の詳細,主な寺院まで,かなり幅広い.もう少し真言についての説明が欲しかった.2010/01/30
ちろる☆一般向
1
大雑把にいえば、空海という人物が辿った人生と、曼荼羅の説明、本山と宗派、などなど。2008/11/06
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
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【大学在学中の4年間で、卒業後に進みたい業界に関係ある本を1000冊読みなさい、と言われたので挑戦した記録】 #6761997/12/31
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
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【大学在学中の4年間で、卒業後に進みたい業界に関係ある本を1000冊読みなさい、と言われたので挑戦した記録】 #6641997/11/30
ハヤカワショボ夫
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空海の真言密教本。宗祖空海の伝説、経典を挙げ、真言宗が現在に至る変遷の歴史を辿っています。それから高野山の歴史、真言密教の歴代の高僧、占いと呪術について幅広く解説しています。おまけで真言密教の加持の仕方が説明されています。空海についてと高野山・真言宗の歴史は初めて聞くこともありましたが理解を深めることが出来ました。しかし占いや加持については未知の分野で理解不能でした。幅広く取り扱っているので大きな流れを掴むにはいい本でした。弘法大師伝説の「九十九谷」がピンポイントで地元だったこと驚きました。【図】★★★★2015/06/13