出版社内容情報
日本海軍の空母建造のノウハウを結集し、その期待を担って誕生した翔鶴型空母。開戦劈頭より最新鋭艦として参戦、対戦の全期間のわたって特筆に値する活躍を示した帝国海軍初の艦隊型大型航空母艦「翔鶴」「瑞鶴」激闘の足跡!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
富士さん
5
そろそろ処分しようかなと、再読。やはりマニアック!!それがを求めて手に入れたのだけど、やっぱり艦船や航空の軍事技術を踏まえておかないと意義や問題も理解できなくて十分に楽しめないところがあります。このシリーズは射撃統制装置縛りみたいなものがあるのか、対空砲の統制装置の特集は驚きでした。大和の主砲ならいざ知らず、対空砲のような細かいものまで光学・機械式で統制しようとしていたとは、他の国はどうしていたのか気になります。しかし「if」特集の無責任さは出色でした。このシリーズに架空戦記を載せるのはふさわしくない。2024/03/15