父が守りぬいた命―戦争中の北海道でのできごと

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父が守りぬいた命―戦争中の北海道でのできごと

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  • サイズ A4判/ページ数 31p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784055010252
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8795

出版社内容情報

戦時下の北海道。農家を営む光則少年の家に犬と猫の供出が命令された。家族同様の動物たちを守るため、父は命令を拒む。

現代の子どもたちがなかなか聞くことのできない戦争のお話を体験者に取材した絵本。戦争が激化する中、北海道で農家を営む光則少年の家に犬や猫の供出が命令された。連れて行かれれば命はない。家族同様の動物たちを守るため、父親は命令をこばむ決意をする。

著者等紹介

田代脩[タシロオサム]
1938年、栃木県宇都宮市に生まれ、敗戦のときは国民学校1年生。東北大学文学部国史学科卒業、同大学院修士課程修了。埼玉大学教養学部教授を経て、現在、埼玉大学名誉教授。専門は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

11
「悪いことは悪い」と戦時中にはっきり言えた人はどれだけいたのでしょう。 それよりも、プロパガンダに踊らされないで事実を見極めた人はどれだけいたのでしょう。 そんな人が多ければ、あんな戦争はしないで済んだのかも知れません。 ここに書かれているのは、「無意味な動物たちの供出」に疑問を投げかけ、動物たちの命を守った男の物語です。 この人の正義は尊いと思います。 戦争秘話としては、あまり陽の目を浴びることはないかも知れませんが、無視してはいけない事実として受けとりました。2018/12/10

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