感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
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本作は『きみのいきたいところ』『青い山』『さかなになった少年』の3つの短編で編まれている。著者ネズビットの作品には”現実性・同時代性”と”魔法・冒険”といった相反する要素を作品に組み入れ、さらには社会的倫理観をメッセージを挿入した作品も多い。彼女が作家であるとともに政治家でもある所以である。その中にあって本作の物語は、子供たちの”無邪気さ”とその裏返しに位置する”残酷さ”を描き、また子供たちだけに通じる”倫理観”を表すが、それは得てして”反社会的”な要素を持ち合わることを伝えてくる1冊になっている。2017/06/23
timeturner
6
子供向けではあるものの、人生の真実や人間の毒を含んでいて、ふわふわ甘いだけのファンタジーではない。岡本颯子さんの挿絵は、昔のヒッピー・ムーヴメントを思わせる懐かしい雰囲気。カラー挿絵もたっぷり。2020/07/12
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- 和書
- 自伝的省察