出版社内容情報
「めざせ110歳!」を標榜し、93歳になる今でも元気な著者が実践している、毎日を明るく楽しく生きていくための心得帖、著者初の書き下ろしの一冊です。老若男女、様々な方々が、周りの人々と助け合いながら、ともに生きていくためのコツがたっぷり詰まっています。
著者である細井恵美子氏は、終戦直後に看護師養成所に入所して以降、70年以上、医療・介護の現場に立ち続けています。90歳を超えても、「朝起きて、働きたくないと思う日はない」という生涯現役の精神、「介護とは、その人の人生を看る仕事」という利他、真摯な職務への姿勢で注目を集め、数多くのメディアで注目されています。
「普通に暮らすことができれば、それが一番のしあわせです」「与えられた命を精一杯生き抜く桜。あなたの心に桜の花を咲かせましょう」「忘れられてもかまわない、気にしない。明日もまた会えることを楽しみに」等々……本書は著者がこれまでに培ってきた「110歳まで元気に生きるための言葉、思想」が数多く掲載されています。
内容説明
普通に暮らすことができれば、それが一番のしあわせです。テレビや新聞などメディア取材多数の介護施設顧問。毎日を自分らしく、ご機嫌に生きるためのコツ満載!定年、老い、認知症、介護。今日から役立つ人生の処方箋!
目次
第1章 毎日いきいき。元気もりもり!(当たり前のことができる日々を、もっと大切に、感謝しながら暮らす。;私の気まぐれ人生訓。生きるって、気まぐれでいいんです。;ひとり暮らしは快適ですが、不安があれば備えも必要です。 ほか)
第2章 明るく楽しく、つながりあって、支えあう。(相手を「愛おしい」と思う気持ちが、本当の介護につながっていきます。;認知症は、その人を責めない。指導や説得ではなく、ともに歩む。;命が終わる時のおだやかな表情―人にやさしい認知機能障害。 ほか)
第3章 まだまだ、これから。目指せ110歳!(自由に、豊かに生きながら…病気に立ち向かえる時代への期待。;定年退職したあとの新しい人生。身一つで新たなる挑戦。;2年先、3年先を考えながら、毎日を新しく生きましょう。 ほか)
著者等紹介
細井恵美子[ホソイエミコ]
1931(昭和6)年4月18日、京都府与謝郡加悦町(現・与謝野町)で生まれる。17歳より国立舞鶴病院勤務。19歳で結婚。22歳で京都市九条診療所、丹後中央病院勤務。36歳で京都南病院病棟主任。37歳から60歳まで同病院総婦長および法人理事。人工透析、ICU・CCU導入、夜間透析、訪問看護開始。42歳で佛教大学通信教育課程文学部国文学科入学、44歳で身体拘束のない看護に取り組む。49歳で佛教大学社会学部社会福祉学科入学。京都南病院に在宅療養部開設、病院ボランティア導入。70歳で社会福祉法人楽慈会山城ぬくもりの里施設長、81歳で同顧問に就任。現在も介護現場に携わっている。60歳で京都府地域医療福祉功労賞、81歳で第27回ヒューマン大賞ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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