出版社内容情報
昭和の経済発展を物流面で支えた貨物鉄道。その雄姿をとらえた貴重な秘蔵写真を豊富に掲載。蒸気から交流電気・交直両用電気・ディーゼルまでの機関車コレクション、有蓋・無蓋・ホッパ・タンクの貨車大全集ほか、貨物鉄道の記録をまとめた貴重な1冊に、近年の動向を加えた増補版。明治・大正からJR時代まで、我が国の貨車の主要形式を完全網羅。
内容説明
「宅扱」「急行便」列車から「たから号」そして「スーパーライナー」へ。戦前から高度経済成長期、平成・令和へ我が国を支え続ける貨物列車たち。いまや幻となった車両の姿が秘蔵写真で鮮やかに浮かび上がる。
目次
第1章 カラーで見る貨物列車
第2章 明治、大正期の貨物列車、貨車
第3章 戦前の貨物列車、貨車
第4章 戦時下の貨物輸送と貨車
第5章 昭和20年代の国鉄復興期
第6章 昭和30年代の輸送近代化
第7章 昭和40年代の物流推進期
第8章 昭和50年代の変革・再建期
第9章 JR貨物時代の貨車
第10章 平成~令和時代の動向
第11章 貨車の番外編
著者等紹介
吉岡心平[ヨシオカシンペイ]
昭和29年、横浜生まれ。昭和54年、慶應義塾大学大学院工学研究科応用化学専攻博士課程前期修了。電機メーカーに就職後、研究所で光ディスク材料、垂直磁気記録材料、メモリーカード、マイクロマシン、パワーエレクトロニクス実装、接合プロセス技術などの研究開発に従事、平成22年退職。高校時代に貨車を趣味の対象として定め、私有貨車を中心に研究活動を進めた。近年は国鉄貨車やコンテナ、また車両保存まで視点を広げる。特定非営利活動法人「貨物鉄道博物館」元館長。令和3年逝去
植松昌[ウエマツマサシ]
昭和34年、東京生まれ。昭和58年、東京理科大学工学部機械工学科卒。大学入学を機に貨車研究を始め、吉岡心平に師事し薫陶を受ける。私有貨車を中心に研究を重ねるが、最近は鉄道貨物輸送にも視野を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
kaz