出版社内容情報
人は死ぬとどこへ行き、どうなってしまうのか……? チベット密教に伝承された死と輪廻転生に関する秘密の教えとは? 従来、紹介されていたニンマ派版のものとは異なる、最大宗派ゲルク派の「死者の書」に記されていたのは、死・中有・生という輪廻の生まれ変わりのプロセスを疑似体験することによって、ブッダの身体を獲得するための究極の方法論だった! ダライ・ラマ認定版の秘伝書が、ついに全面改訂で復活!
内容説明
人は死ぬと何処へ行き、どうなってしまうのか―?チベットに伝承された“秘密の教え”が説く死と輪廻転生の構造、そして成仏のための修道システムとは?広く紹介されたニンマ派版とはまったく異なる最大宗派ゲルク派の『死者の書』を全面改訂にて復刊する。
目次
死の章―死に至る過程
中有の章―中有を成就する過程
生の章―生を享ける様子の説明
著者等紹介
平岡宏一[ヒラオカコウイチ]
1961年、大阪生まれ。清風中学・高等学校校長。種智院大学客員教授。高野山大学客員教授。高野山真言宗僧侶。早稲田大学第一文学部卒業後、種智院大学を経て、高野山大学大学院博士課程単位取得退学。2020年、高野山大学より『秘密集会タントラ概論』で博士(密教学)を授与される。1988年から89年にかけてインドのギュメ密教学堂に留学、のちにギュメ管長となるラマ・ロサン・ガンワンに師事し、多くの密教典籍を学んで外国人として初めてCERTIFICATE(正式に伝授されたことを示す証明書)を受ける。1990年よりダライ・ラマ法王の密教関係の通訳を10数回にわたり務める。2019年にツォンカパ遷化600年御遠忌記念としてギュメ密教学堂で開催されたゲルク派主催の密教問答大会において、外国人としてただひとり指名を受け、日本の密教の紹介とチベット密教との違いに関する発表を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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