冒険のモスクワ放送―ソ連“鉄のカーテン”内側の青春秘話

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冒険のモスクワ放送―ソ連“鉄のカーテン”内側の青春秘話

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784054068445
  • NDC分類 699.238
  • Cコード C0095

出版社内容情報

1973年。ロシア語も話せない一人の青年が、ソ連・国営放送局「モスクワ放送」へと旅立った。文化も常識も異なる「鉄のカーテン」の向こう側で、多種多様な人たちと共に過ごした“運命的な”10年間の冒険と発見の記録。

内容説明

1973年。ロシア語も話せない1人の青年が、ソ連・国営放送局「モスクワ放送」へと旅立った。文化も常識も異なる「鉄のカーテン」の向こう則で、多種多様な人たちと共に過ごした“運命的な”10年間の冒険と発見の記録。

目次

第1章 モスクワ放送受験秘話
第2章 モスクワ放送の仕事
第3章 「小さな地球」
第4章 ロシア美人との出会い
第5章 意外な人たちとの出会い
第6章 BCLブームに乗って
第7章 帰国後、テレビ番組制作会社で制作したロシア関連番組

著者等紹介

西野肇[ニシノハジメ]
1947年、東京・目黒生まれ。大学卒業後、1973年、ソ連国家ラジオ・テレビ委員会(通称モスクワ放送)日本課勤務。ソ連時代の「表現の自由」がない中、モスクワから文化番組や音楽番組など数々のユニークな番組を企画・演出・制作、自らも出演して、日本の「BCL(海外短波放送を受信して楽しむ趣味)ブーム」の一翼を担った。1983年の帰国後、テレビ番組制作会社に勤務。TBSテレビ「『銀河鉄道の夜』の旅―1923宮沢賢治サハリン紀行の謎」(1995年度ギャラクシー奨励賞)、NHKBS2「詩のボクシング―鳴り渡れ言葉、一億三千万の胸の奥に」(1998年。放送文化基金本賞、ATP最優秀賞)、NHK総合「地球に乾杯・追跡!幻の“ろっ骨レコード”―ロシア・冷戦下の青春」(2001年度ギャラクシー奨励賞)。同年、NHKBS「世紀を刻んだ歌・花はどこへいった―静かなる祈りの反戦歌」(ATP賞2001グランプリ)、「世紀を刻んだ歌・ボヘミアン・ラプソディ殺人事件」(ATP賞2003優秀賞)、その他を企画、制作。現在はNHK総合「ファミリーヒストリー」、NHK WORLD「Asia Insight」、NHK Eテレ「まる得マガジン」等を担当。テレビプロデューサー。ろっ骨レコード研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ソバージュ

10
図書館本。冷戦下ソ連の海外向け日本語放送局「モスクワ放送」に10年勤められた頃の回想記。「100万本のバラ」を日本に最初に紹介した方。 ラジオ放送については佐藤優著の書で既知でしたし、人との出会い、ソ連での数々の経験談はとても楽しいものでした。2023/06/09

土偶

1
1970年代から80年代、ペレストロイカ前夜のモスクワ放送の日本語スタッフとして(それこそ)青春の10年をモスクワで過ごした著者の回想記録。彼の地で巻き起こるパートナーの産院でのロシア人パパたちのエピソードが微笑ましい。 日本へ一時帰国した時のTV出演の記憶が脳裏にある岡田嘉子やイリーナ・ハカマダといった名前の分かる人々も職場や生活圏に現れるぐらい、在ソ日本人の社会は狭かったのだろう。2023/07/18

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