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出版社内容情報
エンジニアとの会話についていけない、何から手をつければいいかわからない……。「非エンジニア」が、AIやDX導入で通用する、スキルとコミュニケーションが、イラスト図解でサクっとわかる!「最低限知っておくべき知識」がこの一冊で身につきます。
内容説明
何から手をつけていいかわからない。エンジニアと話がかみ合わない。AIプロジェクトについていけないをさくっと解決!この1冊でAIプロジェクトのことがざっとわかります!
目次
第1章 AIプロジェクトのキーパーソンは文系AI人材
第2章 教養としての「AI・機械学習」入門
第3章 「企画力」仮説と現場の声をカタチにする―どこにAIを使うのか
第4章 「分析力」データがプロジェクトの成否を握る―どんなデータを用いるのか
第5章 「推進力」AIシステム導入への7ステップ―どこに向かって進めるのか
第6章 AIを使って課題を解決したい!成功実例14
著者等紹介
大西可奈子[オオニシカナコ]
AI研究家。2012年お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了。博士(理学)。同年NTTドコモ入社。16年から2年間、情報通信研究機構(NICT)に出向。一貫して雑談対話システムの研究開発に従事。20年より、AIプランナーとして大手IT企業勤務。AIの設計や運用に携わる傍ら、AIに関する講演・セミナーや、記事・書籍の執筆や監修など、さまざまな分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
11
既存のAIツールを仕事にどう活用するかという話ではなく、ソリューションの提供側で、プロジェクトをどう進めるか、それも開発者ではなくマネジメントする立場の要点が述べられた本。AIにできること・できないことなど、文系人材でも最低限押さえて置くべき基礎知識の解説はもちろんのこと、企画、分析、推進の各フェーズでプロジェクトを円滑に回し、成功させるための具体的な手順も詳細で、とても実用的。2023/08/05
黒頭巾ちゃん
9
良書。プロジェクト参加者に良い▼入力→処理→出力の処理がAI▼企画(使えるところ見つける)、分析(データ準備)、推進(マネジメント)をする▼教師なし学習(正解のないデータ)はグループ分けのクラスタリングを行う▼教師あり学習(正解のあるデータ)は膨大なデータより結果を導く▼ディープラーニングは精度が高く能力が高いがデメリットとしてコンピューターのコストが高いデータの量が必要作成時間がかかる▼苦手なことは合理的な判断ができない文脈の意味を読み取る、臨機応変な対応2022/12/06
くらーく
3
ここ1,2年の生成AIの進歩を感じると、とても優秀なAIをどう利用するかで大きな違いがでるよね。実際に使っていると、理系のほとんどの仕事は、AIで代替されて、文系の方が上手く使えるような気がするのよ。コミュニケーションの取り方次第みたいなところがあって。現場作業の感覚でする仕事の方が重要になりそうな(温度を色で判定するのはAIでも出来そうだけど、触覚はまだまだだろうし)。AIも含め、周りを使える人と五感の鋭い人は生き残れるけど、あとはAIにお任せになるんじゃなかろうかねえ。2024/12/13
たくぼ
3
AIを会社のシステムに導入できたら、自動化、効率化、業務拡大につながるんだろうか。でも今の業務のどこにAIが導入できるんだろうか。そう思った私にとっては大変参考になった。AIはどんなことが得意なのか、AIを導入するのに必要なのは、理系よりむしろ文系脳である、なるほど。★★★★2021/10/14
ハンギ
1
要するにAIのPMみたいな立場になったらどんなことに気をつけるべきかを考えている本。そこそこ現場的でこれを読んだ後に現場に入ったらそれなりに役に立つのではないかと思う。僕はアニメ会社で制作してましたけど、結構似てますね。分からないことは経験のあるアニメーターさんや監督や演出に聞いたりするわけです。さて、文系AI人材は企画を作り、作るべきAIの種類を教師あり、教師なし、強化学習、ディープラーニングなどからある程度選定し、教師ありの場合はデータを準備するのが仕事という、なかなかに大変そうなお仕事ですね。2022/11/05