奇跡のバナナ―生物学の常識を覆す「凍結解凍覚醒法」が世界を救う!!

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奇跡のバナナ―生物学の常識を覆す「凍結解凍覚醒法」が世界を救う!!

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  • サイズ B6判/ページ数 151p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784054066540
  • NDC分類 625.81
  • Cコード C0061

出版社内容情報

生物学の常識を覆す「凍結解凍覚醒法」によって、ついに国産バナナの栽培に成功した奇跡の物語。今、テレビや雑誌で話題沸騰中。生物学の常識を覆す「凍結解凍覚醒法」によって、ついに国産バナナの栽培に成功した奇跡の物語。驚異的なスピードで成長して、11月の岡山でも実る耐寒性を備え、1本1000円でも飛ぶように売れる「もんげーバナナ」は今、テレビや雑誌などで話題沸騰中。

田中 節三[タナカ セツゾウ]
著・文・その他

内容説明

岡山県の冬は、瀬戸内とはいえ意外に厳しい。だが、その寒空の下で、「もんげーバナナ」は青々と葉を茂らせる。そのありえない風景は、40年以上にわたる研究の賜だ。糖度25という驚きの甘さ、皮までおいしく食べられる安全性、ねっとりとして、冷蔵庫に入れても白さを保つ実―。これまでの常識をくつがえすバナナが生まれた背景には、氷河期を生き延びた植物が教えてくれた「凍結解凍覚醒法」があった!

目次

1 真冬の岡山で熱帯のバナナができた!!(冬の岡山で青々と茂るバナナ;「もんげーバナナ」は桁外れの高級品;糖度25度!皮ごと食べてもおいしい ほか)
2 氷河期の記憶を呼び覚ます奇跡の技術!!(1万3000年前の世界とバナナ;氷河期を生き延びたバナナを再現する!;日本の冬に耐えるバナナが10年がかりで誕生 ほか)
3 物いわぬ植物の心を読み取る!!(植物にも痛みや苦しみ、喜びがある;植物は香りと根でコミュニケーションする!;栗の木の「親」が「わが子」を育てる ほか)

著者等紹介

田中節三[タナカセツゾウ]
1949年、岡山県生まれ。農業法人株式会社「D&Tファーム」取締役技術責任者。中学卒業後、古紙回収業・中古船販売業などで成功を収める。植物栽培が趣味であったことから、バナナの栽培法を研究。40年以上という年月をかけて「凍結解凍覚醒法」を開発し、冬は氷点下を記録する岡山県で、日本産バナナを栽培することに初めて成功。その技術が、国内外から大きな注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mamaboo

4
生物学的なことは苦手だが。「奇跡のリンゴ」の木村さんもそうだが執念がすごい。2018/09/15

Good Tomorrow

2
凄い人だ! 日本でバナナやコーヒー豆が作れることを知ったのがきっかけで本書を読みましたが、凍結解凍覚醒法は、これからの食糧不足問題を解消する凄い発明! 特に印象に残った一文は、『「人間は地球上で最高の生命体だ」などという考えは、ただのうぬぼれにすぎず、大間違いです。人間くらい物がわかっていない生物は、他にいません。』 植物の心がわかる人なんて、世界に何人いるんだろ?2019/11/13

ふゆはるこ

2
凍結解凍覚醒法という方法で熱帯で育つバナナを日本の岡山で育つようにしたという話。氷河期を人工的に作り出しDNAから新しい特性をもったバナナを作るということなのですが、バナナだけでなく生命の不思議さを見ているようでどんどん引き込まれました。 他の作物にも応用されれば加温ハウスで栽培をしているものはどうなるのか。農業が大きく変わる可能性もあるなと思いまた。2018/12/22

やま

2
田中さんのパワーが伝わってくる本でした。思ったことはあきらめず成功するまでやり続ける。その一念で、誰もができないと思い込んでいたことをやりとげた姿勢に頭が下がります。なぜ、この方法で成功したのか凡人の私には到底まねできませんし、不思議なままです。でも、現に日本でバナナが露地栽培できて、収穫できているのですから驚きの事実です。2018/12/04

m1104m

1
Kindle読み上げ。岡山の寒い所でもバナナが出来る様に改良。凍結解凍覚醒法。バイオテックおもしろい!!引退後はやってみたい!食べてみたい!2019/07/03

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