出版社内容情報
ポパーとロスのプラトン思想解釈をめぐる一冊。プラトン政治哲学解釈とその問題点と、プラトン思想の数的アナロジーの二部構成。K・R・ポパーとW・D・ロスのプラトン思想解釈をめぐる一冊。第一部/プラトン政治哲学解釈とその問題点―K・R・ポパーの分析と批判を中心として 第二部/プラトン思想の数的アナロジー―W・D・ロスの分析と解釈を中心として
古川力[フルカワツトム]
著・文・その他
内容説明
本書は、ポパーとロスの鋭い問題提起を基に、プラトン思想の新たな側面に光を当てるべくアプローチの可能性を探り、分析と解釈を展開した一試論である。
目次
第1部 プラトン政治哲学解釈とその問題点―K.R.ポパーの分析と批判を中心として(はしがき;プラトンのイデア論;プラトンの歴史主義;プラトンの「最善の国家」;結び)
第2部 プラトン思想の数的アナロジー―W.D.ロスの分析と解釈を中心として(はしがき;プラトンの「書かれざる教説」;プラトンのイデア数;プラトンのイデア、魂、感覚的事物;結び)