出版社内容情報
現役の32階級のメーソンである著者が、メーソンとしてはじめて、その世界最大の秘密結社の歴史を書き下ろす。
目次
序章 フリーメイソンリーは世界を制するか?
第1章 大自然の神秘の十字架はイエスにかかわるか?
第2章 古代エジプトの宗教は永遠の生を目ざす
第3章 アンクが象徴するフリーメイソン・エジプト儀式
第4章 フリーメイソンの起源は孟子にあるのか?
第5章 古今の錬金術とフリーメイソンリーの深いかかわり
第6章 テンプル騎士団と聖杯を結ぶ謎
第7章 ホスピタル騎士団の転落と再興
第8章 カルトと宗教と秘密結社
第9章 新たなエルサレムを目ざして
著者等紹介
アーンショー,クリストファー[アーンショー,クリストファー] [Earnshaw,Christopher]
イギリス生まれ。ロンドン大学日中文学部卒業。アトランティック大学を経て、超個人心理学の修士号、脳神経学の博士号を取得。テスラ製薬の取締役社長とNPOライフ・マネジメントの創立者兼代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ジャズクラ本
11
○著者はフリーメイソン会員であり、本書は執筆許可を得て刊行されている。ということは会員外の我々が知りたい″秘密″の部分は明かされないということになる。残念。多分にキリスト教との関連性が濃いと思われるが、エジプト古代まで起源を遡って記述した西洋史みたいなもので、途中何の本を読んでいるのか分からなくなった。そもそも秘密結社なのでこれもご愛敬といったところか。薔薇十字団やテンプル騎士団、賢者の石など、ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチコード」的な面白さが味わえたのでヨシとしておこう。/フリーメイソンは一般社団法人2020/04/29
スプリント
4
フリーメイソンの歴史より階級などの組織の仕組みに興味が惹かれました。近現代の歴史や活動にもう少し比重をおかれているとよかったです。2018/02/24