出版社内容情報
その土地ごとに伝わる妖怪伝承の知られざる魅力を、ご存じ、荒俣氏が、古生物学者の荻野慎諧、作家の峰守ひろかずとともに掘り起こし、異分野の専門家どうしで「知のバトル」を繰り広げる、妖怪版「ブラタモリ」。本書では東北を舞台に妖怪を語りつくす。
内容説明
すごいぞ!河童の好物尻子玉って本当にあったんだ!本書にて初公開。殿様の珍品コレクションに博物学者×古生物学者×妖怪小説家が挑戦する。
目次
第1章 探偵団、まずは岩手で妖怪を考える(旅の始まり、もしくは早々の前途への不安;河童百態、百花繚乱!;河童はゴミ箱なんだと古生物学者は言った ほか)
対談 宮沢賢治×南方熊楠談義―岩手と和歌山をつないだ超絶な日本人
第2章 地獄と極楽、この世とあの世。探偵団、死後の世界を歩く(健康で文化的な最高限度の生活・at・あの世;青色絵の具は富裕の印;開眼!堪能!美術解剖学的怪異鑑真メソッド(地獄絵編;幽霊編) ほか)
第3章 君はもう見たか!?好奇心が爆発する殿様の博物コレクション(即金で購入された「珍しいだけ」の奇魚;南部特製博物コレクションフルコース;最後に 事典と実用書の中の妖怪たちが教えてくれること)
第4章 対談 京都vs東北―中央から見た鬼の国
著者等紹介
荒俣宏[アラマタヒロシ]
博物学者・小説家
荻野慎諧[オギノシンカイ]
理学博士。古生物(哺乳類)の専門家
峰守ひろかず[ミネモリヒロカズ]
作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たいぱぱ
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯
鯖
そうたそ
カツ