出版社内容情報
天才音楽家モーツァルトは秘密結社イルミナティのメンバーだった。彼がオペラ「魔笛」に隠した暗号「日本の王子タミーノ」とは、いったい何を意味するのか。謎を解く鍵は、意外にも古代日本の失われた古文書にあり、すべての秘密は聖徳太子が握っていた。
内容説明
オペラ「魔笛」に隠された善悪逆転の秘密とは!?大和朝廷と秘密結社フリーメーソンの知られざる真実!!
目次
第1章 聖徳太子は預言者だったか
第2章 四天王寺に秘められた「天皇と牛頭天王と物部」の暗号
第3章 日本史から抹殺された聖徳太子とメシア信仰
第4章 四天王寺は大嘗祭のために建てられたのか
第5章 篭神社に秘められた日本建国・天皇に関するタブー
第6章 『魔笛』を解読するとモーツァルトとイルミナティのつながりが見えてくる
著者等紹介
中山市朗[ナカヤマイチロウ]
1959年、兵庫県朝来市生まれ。作家、怪異蒐集家、作劇塾塾頭。オカルト研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミエル
27
著者中山先生のYouTubeを見ていたら話題に出ていたので再読。あらためて正統派のオカルトぶりが面白い。オカルトとは隠されたものの意、確かにこのテーマはそれそのものだと思う。未来記はあるのか?四天王寺と広隆寺半跏思惟像、韓半島四国と解明されていない古代日本の謎についての考察、そこから展開するモーツァルトとイルミナティの関係性についての私見が主内容。前回読んだ時よりも、聖徳太子の出自に関する神話パートがするっと理解できた気がする。(QEDシリーズのおかげかも) オカルトは夢とロマンがあるからこそ楽しい。2025/02/16
ミエル
25
聖徳太子の「未来記」。冒頭から、存在すら都市伝説レベルの書物の事を、「ある」前提で語り始めるから期待値が上がる。しかも、とんでもない陰謀論も真面目に語られるとそんな気もしてくる不思議。前半はほとんどが四天王寺の謎について、後半がメインかと思いきや駆け足気味にモーツァルトとイルミナティについて触れられている。うーん…後半を重点的に読みたかった。まだ考察途中なのかツッコミに精彩を欠いてるような印象。「魔笛」の斬新な解釈に心を打たれたわけだけど、続きが気になるので早めに続線をお願いします、中山先生。2021/07/27