出版社内容情報
数概念の基礎となる「同じ」の概念形成から、繰り上がり・繰り下がりの計算まで、スモールステップでの指導方法を図解する。
数概念の基礎となる「同じ」の概念形成から、10までの合成・分解、たし算・ひき算、繰り上がり・繰り下がりの計算まで、学習心理に基づいたスモールステップでの指導方法を図解する。その指導方法は、障害の有無にかかわらず活用できる。
【著者紹介】
つばき教育研究所理事長。指導理論に定評があり、都立特別支援学校などで、教員の指導アドバイザーを務める。
内容説明
たし算やひき算ができない、指を折らないと計算ができない…。数の基礎概念、特に合成・分解でつまずいている子どもへの系統的、スモールステップでの指導方法をわかりやすく解説!
目次
数える学習(数え板で数える;量を数える)
同じ概念形成―たしかめ板を用いる「同じ」の学習
合成・分解(たしかめ板を用いる合成・分解;トレイを用いる合成・分解;タイルを2つに分ける方法)
合成・分解での数字の導入―タイルから数字への移行
10までの数を使ったたし算―和が10までのたし算の学習
10までの数を使ったひき算―差が9までのひき算の学習
繰り上がりの計算
繰り下がりの計算
著者等紹介
宮城武久[ミヤギタケヒサ]
1969年に東京都の教員となり、東京都立盲学校、養護学校(現特別支援学校)に勤務。障害がある子どもの「考える力」を育てるために、1982年に「つばき教育研究所」を設立(同研究所には基礎学習や文字・数の指導を受けるため、多くの子どもが通っている)。現在は、障害の理解や障害児教育についての講演活動を行うほか、現職教員の専門性・指導力向上のための研修会講師、特別支援学校の学習指導アドバイザーなどを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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