出版社内容情報
院内学級の教師として、子供の笑顔と治療に向かう気持ちを育んできた著者が、子供との接し方や教育の重要性を語る。
筆者が院内学級の教師として、赤鼻のピエロとして関わるなかで、笑顔を取り戻し、治療に向かう意欲を高めていく子供達。その経験を基に、子供との接し方や保護者・家族との関わり方、院内学級の必要性、(院内外に関わらず)教育の重要性などについて語る。
【著者紹介】
昭和大学大学院保健医療学研究科准教授。「さいかち学級(昭和大学病院内学級)」担当。東京都小学校教諭時代にさいかち学級担任を務め、2014年より現職。ホスピタルクラウン(病院のピエロ)としても活躍。
内容説明
家族と離れ、病気の不安に悩み、クラスメイトに忘れられてしまうことを何より怖れる、入院中の子どもたち。知ってほしい!病院の中にも「学校」を必要としている子どもたちがいることを!心に傷を抱えた子どもたちに笑顔と自尊感情を取り戻すために。
目次
第1章 院内学級の役割
第2章 院内学級の子どもたち
第3章 病気を抱える子どもたちとのかかわり
第4章 子どもたちから教わったこと
第5章 チームになる
第6章 教育だからできること
第7章 子どもたちの回復のために
第8章 ケアする側のケア―かかわる人を支える
終章 ひとりじゃないよ!―治療に向かうエネルギー
著者等紹介
副島賢和[ソエジママサカズ]
昭和大学大学院保健医療学研究科准教授さいかち学級担当。1966年、福岡県生まれ。都留文科大学卒業後、25年間都内公立小学校教諭。99年、都の派遣研修で、東京学芸大学大学院にて心理学を学ぶ。06年より品川区立清水台小学校教諭・昭和大学病院内さいかち学級担任。学校心理士スーパーバイザー。14年より現職。ホスピタルクラウンとしても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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