出版社内容情報
太平洋戦争中、屈指の激戦となった「沖縄戦」。この戦いで最も敢闘した部隊を率いた24歳の大隊長・伊東孝一大尉の軌跡。
若き野戦指揮官と800名の部下の激闘。本土決戦のために捨て駒とされた戦場・沖縄での無謀とされた総攻撃。そのなかで任務を達成し、終戦の日まで闘い続けた唯一の部隊「歩兵第三十二聯隊第一大隊」の軌跡。沖縄戦の真実を描いた本格的ノンフィクション。
【著者紹介】
ジャーナリスト。昭和49年、神奈川県生まれ。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社勤務を経て独立。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』、『「白紙召集」で散る―軍属たちのガダルカナル戦記』などがある。
内容説明
太平洋戦争を通じ、米軍陣地を突破して目標に到達できた唯一の戦例、“棚原の戦い”。指揮を執るのは、幼いころから軍人を志した伊東孝一という青年であった。彼は士官学校在学中から軍の教育に疑問を持ち、苦悩しながらも、自ら考え、学び、戦場に立った。圧倒的戦力を持つ米軍を前にしてなお、旧来の戦術に固執する自軍の中で、彼はどのような判断を下し、いかにして部隊を率いて任務を全うしたのか―。気鋭の著者が、ロング・インタビューと手記をもとに描く本格的ノンフィクション。
目次
第1章 若き戦術家
第2章 沖縄へ
第3章 米軍上陸
第4章 前線へ
第5章 総攻撃
第6章 首里撤退
第7章 最後の戦い
著者等紹介
笹幸恵[ササユキエ]
1974年、神奈川県生まれ。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社勤務を経てフリーライターとなり、太平洋の島々を中心にかつての戦地を巡り歩く。(公財)特攻隊戦没者慰霊顕彰会理事。全国ソロモン会常任理事。大妻女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yoshida
nnpusnsn1945
Y2K☮
🌸よーちゃん🌸
二人娘の父