出版社内容情報
武蔵の息子にして、二十歳の家老・宮本伊織! なぜ剣豪・武蔵は養子・伊織を名門小笠原家に入れたのか? 異色の父子を描く!
宮本武蔵の息子にして、二十歳の家老! 「くだらん武士に染まるな」と、剣豪が剣さえ教えず、名門小笠原家に小姓として入れた少年・伊織。彼の見た、戦国乱世の終焉と、養父の壮大な野望とは? 小倉藩筆頭家老になった息子と武蔵――異色の父子を描く!
【著者紹介】
1974年生まれ。第18回歴史群像大賞入賞。2013年『天を裂く 水野勝成放浪記』でデビュー。デビュー作が「この時代小説がすごい!2014年版」で、人気ベテラン作家に並んでランクインする。長編第2弾。
内容説明
「伊織よ。今日からお前は、俺の息子だ」播磨の庄屋の次男・田原伊織は、叔父・武蔵に宣言されて、なかば強引に明石藩主・小笠原忠政の小姓にされた。武家の作法も知らず、剣すら振れない自分がなぜ?混乱し反発する伊織だが、自分の前にも武蔵に養子がいたことを知り、やがてひとつの結論にたどり着く。それは、剣豪という枠に収まりきらない男の、宿願とも云える壮大な野望だった!そして寛永9年、江戸城の将軍・家光御前試合で柳生の剣客と対峙した伊織は、この一戦に秘められた、幕府の真の目的を知ることになる―。小倉藩筆頭家老になった息子と武蔵―異色の父子を描く!
著者等紹介
大塚卓嗣[オオツカタクジ]
1974年生まれ、東京都出身。2012年、第18回歴史群像大賞入賞。2013年、『天を裂く水野勝成放浪記』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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如水
mushoku2006
サケ太
ぶーにゃん@積ん読本解消中
Kg3rd
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- 和書
- 海の挽歌