出版社内容情報
発達障害がある、子どもに障害の疑いがある、精神疾患がある、…などの配慮が必要な保護者への対応方法を現実的・具体的に紹介。
「気持ちに寄り添う」だけの保護者対応では限界がある。発達障害がある、子どもに障害の疑いがある、精神疾患がある、言語や文化が異なる、虐待やDVの可能性がある、離婚協議中、ひとり親家庭…など、配慮が必要な保護者への対応方法を具体的に紹介します。
【著者紹介】
筑波大学医療系教授。教育学博士。保育現場が抱える悩みを研究・具体的な対応方法を提示するスペシャリスト。明快な語り口で各種講演で大人気。
内容説明
虐待の疑いがある保護者、離婚協議中・ひとり親家庭の保護者、妊娠中・幼児期の子どもをもつ保護者、うまく関係を築いていけない保護者…。保育者も保護者も楽になるための具体的手だて!
目次
基本編 原因のわかっているケースへの対応(発達障害の傾向がある保護者;障害やその傾向がある子どもをもつ保護者;精神疾患のある保護者;外国籍の保護者;虐待の疑いがある保護者;離婚協議中・ひとり親家庭の保護者;妊娠中・乳児期の子どもをもつ保護者)
応用編 原因のわかりにくいケースへの対応(保護者が頻繁に問い合わせをしてくる;保護者に思い込みや勘違いが多い;保護者が近づくと子どもが緊張する;家庭での様子を話したがらない;保育者との会話を避けようとする;忘れ物が多い;子どもの世話が行き届いていない;保育者の言ったことをやたらと否定してくる;異常に気分が高揚している)
著者等紹介
西館有沙[ニシダテアリサ]
富山大学人間発達科学部准教授、博士(学術)、社会福祉士、保育士。専門は福祉社会学、子ども支援学。大学などで地域の人たちに向けた勉強会を出催し、保育者や保護者からの相談に応じている
徳田克己[トクダカツミ]
筑波大学医学医療系教授、教育学博士、臨床心理士。専門は子ども支援学、障害支援学、保育者支援学。全国の幼稚園・保育所を巡回して、保育者や保護者を対象とした講演会・相談活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。