出版社内容情報
道元と並び賞せられる曹洞宗の太祖、瑩山禅師とは? 大本山・總持寺を開いた慈悲の人の生涯を、多くの写真とともに遊覧する!
曹洞宗の「高祖」道元とならんで、「太祖」と讃えられる瑩山紹瑾禅師とは? 大本山・總持寺を開き、曹洞宗の大衆化に寄与したともいわれる、その法系は実に曹洞宗の9割以上にまでおよぶといわれる。「慈悲の人」瑩山の生涯を、多くの写真とともに追う。
内容説明
道元の禅風を受け嗣ぎつつ、女人救済など曹洞宗の民衆化路線を指揮した瑩山禅師とはどのような人だったのか?五老峰など曹洞禅のパワースポットを訪ね、北陸、京都、四国、紀州に瑩山の足跡を追う。
目次
序章 瑩山禅師の生涯
第1章 生誕の地―観音の御子に生まれて
第2章 師との出会いの地―深山幽谷の永平寺へ
第3章 発心求道の地―雲水行脚の旅
第4章 初開道場の地―四国初の曹洞宗寺院
第5章 門弟との出会いの地―法は明峰、伽藍は峨山
第6章 永光寺開創の地―正しき法系の拠点
第7章 総持寺開創の地―奥能登に開かれた大本山
第8章 遷化の地―能登永光寺にて旅立つ
著者等紹介
百瀬明治[モモセメイジ]
1941年、長野県松本市生まれ。「表像」同人、「季刊歴史と文学」編集長を経て、現在、著述業。日本ペンクラブ会員。日本文芸家協会会員
杉田博明[スギタヒロアキ]
1935年、京都市生まれ。京都新聞社編集委員を経て、現在、著述業。日本ペンクラブ会員。日本文芸家協会会員
粟津征二郎[アワズセイジロウ]
1942年、熊本市生まれ。京都新聞社論説・編集委員、滋賀本社編集局長を経て、現在、紀行エッセイスト
西山治朗[ニシヤマハルオ]
1932年、京都市生まれ。日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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