出版社内容情報
日常生活の隙間から顔をのぞかせる人物・動物の本性を、悪夢に似たエピソードの形で捉えた十六の幻想小説集成。
現代の日常生活の隙間から顔を覗かせる人物・動物の本性を、悪夢に似たエピソードの形で小説にしつづけている著者の幻想小説集成。1971年に芥川賞候補作ともなった「触れられた闇」のほか、「新潮」「現代文学」に掲載された計十六作を収載。
【著者紹介】
作家・翻訳家。1936年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。フランス世紀末文学、とくにアルチュール・ランボーを研究。1971年「渋面の祭」「触れられた闇」で芥川賞最終候補。現在、國學院大學名誉教授。
著者等紹介
花輪莞爾[ハナワカンジ]
作家・翻訳家。1936年東京生まれ。1960年東京大学文学部卒業。1965年同大学院博士課程修了。國學院大學名誉教授。フランス世紀末文学、とくにアルチュール・ランボーを研究。1971年、「渋面の祭」「触れられた闇」が芥川賞最終候補作品となり、小説集『ガラスの夏』(角川書店)を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件