目撃証言―ヘヴィ・メタルの肖像

伊藤 政則【著】

学研パブリッシング（2013/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 214p／高さ 21cm
• 商品コード 9784054057456
• NDC分類 764.7
• Cコード C0073

出版社内容情報

８０年代ヘヴィ・メタル・ムーブメントを英・米の現場で目撃した著者が、伝説的なライヴや名盤誕生のエピソードを紹介。

８０年代に勃発したヘヴィ・メタル・ムーブメントを英・米の現場で目撃した著者が、伝説的なライヴの舞台裏や名盤の誕生秘話、今だから明かせる裏話など、貴重なエピソードを紹介する。また、ウィリアム・ヘイムス氏撮影による資料価値の高い写真を多数掲載。

【著者紹介】
音楽評論家。７０年代より雑誌／ラジオ／テレビで最新の情報を発信し続け、ヘヴィ・メタル／ハード・ロックのシーンに絶大な影響力を持つ。多くの海外ミュージシャンと親交があり“Ｍａｓａ”の名で慕われている。

内容説明

１９７９年、ロンドンに渡りＮｅｗ　Ｗａｖｅ　Ｏｆ　Ｂｒｉｔｉｓｈ　Ｈｅａｖｙ　Ｍｅｔａｌの勃興を目撃した筆者が、そのニュースを日本に持ち帰り広く知らしめた経過や、ＬＡメタルなどのムーヴメントの実態、心通わすアーティストたちとの交流のエピソードなどを語る、魂のノンフィクション。写真家・ウィリアム・ヘイムス氏による資料価値の高い写真を多数掲載。

目次

１９７９　ｉｎ　Ｌｏｎｄｏｎ　ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル（ジューダス・プリースト；オジー・オズボーン；マイケル・シェンカー；スコーピオンズ；アイアン・メイデン）
１９８１　ｉｎ　ＬＡ　ザ・ロサンゼルス・ヘヴィ・メタル・リポート（ラット；Ｗ．Ａ．Ｓ．Ｐ．；ガンズ・アンド・ローゼズ）
１９８９　ｉｎ　Ｍｏｓｃｏｗ　モスクワ・ミュージック・ピース・フェスティヴァル（ボン・ジョヴィ；エアロスミス；メタリカ）
夢の飛行

著者等紹介

伊藤政則［イトウマサノリ］
音楽評論家、ディスクジョッキー。７０年代より雑誌／ラジオなどで最新の情報を発信し続け、ヘヴィ・メタル／ハード・ロックのシーンに絶大な影響力を持つ。多くの海外ミュージシャンと親交があり“ＭＡＳＡ　ＩＴＯＨ”と慕われている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[LNGMN]

世界のマサ・イトーによる回顧録。ジューダスプリースト、アイアンメイデン、メタリカ、オジー、ボンジョビ、ガンズ...80年代からHR/HMシーンを文字通り最前線から紹介してきたセーソク氏にしか書けないエピソードばかり。新しいバンドを知るためには現地でライブをみてデモテープを入手するしかない時代に、世界を飛び回ってバンドと直にやりとりしてきた氏の音楽への熱量と愛情を感じた。

2021/02/12

[冬憑……(ふゆつき)]

日本でHR/HMを嗜む人で知らない人はいないであろう伊藤政則。正直あまり興味も無いし惹かれないが、オジー本を読んだ流れで読んでみた。大御所しか出てこないラインナップで、伊藤政則がすごい人なのはわかりました。そして70年代80年代の日本のHR/HMシーンを支えた1人というのもわかりました。ありがとうございます。続編も読んでみましょうね。

2015/10/08

[huskyvoice]

まさに「目撃証言」というタイトルの通りで、70年代後半から90年代にいたるハードロック・ヘヴィメタルの熱量が高かった時代を、このジャンルの第一人者のリアルレポート、という感じで、この本に限ってはじっくり時間をかけて味わいながら読ませていただきました。この辺の音楽が好きな方にはたまらない本だと思います！

2019/03/23

[ぷるぷる]

80年代を体験した者にはマニア的に興味深く且つ楽しく読める。ブリティッシュ・ロック好きをココでも公言している割に、真に英国産アーティストってメイデンとジューダスくらいじゃないかと（オジーはちょっと違うと思う）。結局メタルって米国中心でしたってことですかね、なんて懐かしく思い出す。伊藤政則氏ももっとマニア向けバンドをピックアップしてこういう本を沢山だせば良いのにと思ったが、まだまだ現役のジャーナリストとかテレビ/ラジオやってるんだから無理か。。。しかしリッチー・ブラックモアに触れられていないのは何故？

2014/01/11

[Motoaki Nakashima]

伊藤政則とヘヴィ・メタルはセットだ。この人が目にしてきたことが日本におけるヘヴィ・メタルの歴史である気がする。

2013/12/05