出版社内容情報
天地の始まりから天皇家の成立まで、日本最古の書の全貌を紹介。豊富な図版によって古事記全文の謎を解説する超絶ガイドブック！
天地の始まりから天皇家の成立まで、日本最古の書に描かれた全挿話を、豊富な写真・図版とともに解説する。また、それぞれの神話の謎を古代史の観点から読み解くコラム類、古事記から除外された古代氏族の神話紹介など、読みどころも満載の超絶ガイドブック！
内容説明
最古の神話には隠された意味がある。天の岩戸、八岐大蛇、天孫降臨、神武東征…古事記１３００年の謎に迫る。
目次
イントロダクション 古事記と、出会う。
第１部 古事記上巻―この国のはじまりの物語（天地開闢；伊邪那岐と伊邪那美；黄泉の国 ほか）
第２部 古事記中・下巻―英雄たちの活躍と悲劇（東征と大和平定―神武天皇；欠史八代―綏靖天皇～開化天皇；三輪山伝説と天下平定―崇神天皇 ほか）
第３部 古事記外伝―正史から消された神話群（出雲；三輪；伊勢 ほか）
感想・レビュー
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鯖
9
古事記の概略と深読み。持統天皇と文武天皇、天照大神と邇邇芸命の相似形が天孫降臨だという程度の知識しかないので面白かった。葛城氏、物部氏、蘇我氏にまつわる神話がないあたり、古事記によって担保される世界を造り上げた天皇家と藤原氏の絡み合う関係が今の今まで続いてるのは、ホントすごいことだなあ…、と思う。2014/01/20
