Ｍｕ ｓｕｐｅｒ ｍｙｓｔｅｒｙ ｂｏｏｋｓ 実録 本当にあった警察の心霊事件簿―元警視庁刑事が語る捜査の裏で実際に起こった超常現象の数々

北芝 健/川口 友万【著】

学研パブリッシング（2011/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 191p／高さ 19cm
• 商品コード 9784054051270
• NDC分類 317.75
• Cコード C0014

出版社内容情報

元警視庁公安私服警察官である北芝健が実際に捜査した刑事事件で遭遇した心霊現象の数々を一挙大公開する。

元警視庁公安私服警察官である北芝健が実際に捜査した刑事事件で遭遇した心霊現象の数々。事件で犠牲になった人々の無念を晴らすために、彼が実践したサイキック捜査とはいったい何か。けっして調書には記されることのない超常現象を一挙大公開する。

内容説明

日本でも心霊捜査は行われていた！元警視庁私服捜査官が明かす犯罪捜査の真実。

目次

死んでなお娘を思う母の気持ちが犯人を追いつめる―母の執心が犯人を教えた　小学生女子ひき逃げ事件
兄の妄念に命を奪われた妹の悲劇―人間が入れ替わる　悪夢の尊属殺人事件
警部補が幻視した血まみれの殺人現場―欲に迷った男の末路　老婆殺人事件
殺された女が無言で教えた男の罪―夢で見つけた証拠品　２６歳のＯＬ絞殺事件
殺された怨念が日本人刑事を手引きする―幽霊が暴いた人身売買　タイ人女性殺人事件
殴る蹴るの凄惨な暴行　ＤＶ夫に下された霊の審判―恨みの念が霊を引き戻す　家庭内暴力事件
電磁波か霊のいたずらか　なぜか起きる電子改竄―こんなものまでスキミング？　中国人スキミング事件
奇妙な一致は霊が呼んだ必然だったのか？―すさんだ生活の終着駅　薬物過剰摂取事件
死んでもなお好きな男を守る女心―新米刑事が体験した異世界　空き巣犯拘束事件
公安スパイに霊能力で未来のトラブルをアドバイス―笑う神主、汝に女難の相あり　防衛省機密漏えい事件〔ほか〕

著者等紹介

北芝健［キタシバケン］
東京都葛飾区出身。祖父、父、母が全員医師の家庭に生まれ、６歳から司法解剖を見て育つ。大学時代に１年間英国に居住ののち、バックパッカーとしてヨーロッパ、中近東、インド、アフガニスタン、東南アジア、アメリカなどを旅する。早稲田大学卒業後、貿易会社勤務を経て警視庁入庁。地域警察から始めて、刑事警察や公安外事警察の私服捜査員を勤める。警視庁語学研修優等賞を授与され、通訳捜査官として外国人犯罪も扱い、ＦＢＩやＣＩＡとも交流する。大学院にて犯罪社会学研究を行うため退官し、警察ＯＢ団体に所属。現在は学術社団「日本安全保障・危機管理学会」顧問・研究講座講師

川口友万［カワグチトモカズ］
サイエンス・ライター。オカルトや都市伝説を科学的に検証する。パソコン誌編集部勤務を経てフリー。増刊大衆にて『恐怖の心霊スポット巡礼』連載中。ＴＶ・ラジオ出演多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さといも]

面白かったです。本当かどうかは別にしても(偶然かもしれなくても)、どうしても犯人が捕まらない時に幽霊でも何でも力を借りて犯人を見つけて欲しいな。

2014/09/26

[澤水月]

心霊というよりは不思議な偶然が解決を呼ぶ、という体の話が多いか。不思議な本。アメリカでの燃える幽霊体験談は北芝氏本人の見聞ということなので迫力がある。それにしても北芝氏が密教僧侶とは初めて知った

2012/10/17

[丸山政也]

かなり時間を掛けて読了。色々言われている著者であるが、興味深い話が多々。その辺の実話怪談本よりも遥かに面白いと思った。

2016/04/21

[葉山]

面白かった…！本当かどうかは置いといて、読み物として面白かった。怖い話はなくって、いい話が多かった印象。

2012/09/05

[ゆーい]

「一般的な心霊体験とは違う、実際に事件に接した方達（警察官）の体験談。公式発表はできないが、裏で心霊が関わっていた」というイメージで興味を持ったのですが、思ったより内容が薄かったです。これなら、稲川淳二さんの『稲川淳二の怪談伝説！2』の「不思議なトンネル」の方が内容が濃いなあ。　ただ、「笑みを浮かべた苦悶の死体」や「刑事の気持ちが死者に伝わる」のエピソードは、そういう事もあるのねと沁みました。

2012/03/28