学研ビジュアル新書
京都今昔歩く地図帖―彩色絵はがき、古写真、古地図でくらべる

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784054051027
  • NDC分類 216.2
  • Cコード C0225

出版社内容情報

明治末から昭和初期にかけての貴重な彩色絵葉書、古写真、古地図と、現在の同じ場所を比べて京都の今昔を歩いて楽しむ一冊。

明治末から昭和初期の貴重な彩色絵葉書、古写真、古地図と、現在の同一視線の写真を並べ、京都の今昔を楽しむ一冊。100年前の寺院、市電が走った町並み、祭り、生活、舞妓さん、などなど、人々を魅了してやまない京都を歩いてみませんか?

【著者紹介】
昭和6年東京生まれ。日本古地図学会元会長。慶應義塾大学大学院修了(歴史地理学)。慶應中等部教諭、高校講師、慶応義塾大学講師を経て帝京大学教授。現在は同大学理事。共著に『東京今昔歩く地図帖』ほか。

内容説明

麗しい明治~昭和の彩色絵葉書、古写真、古地図と、現在の同一視線からの写真、地図を並べて、祇園、洛東、洛中、伏見など京都の「今昔」をたどる一冊。寺社や街角、橋、祭り、風俗から鉄道まで、本書を片手に100年前の美しき京都をぶらり散策してみませんか。

目次

第1章 祇園と舞妓
第2章 市電と街角
第3章 洛東1 吉田・岡崎
第4章 洛東2 清水寺周辺
第5章 鴨川と橋
第6章 洛中1 御所と上京
第7章 洛中2 新京極・下京
第8章 駅と鉄道
第9章 洛北・女性風俗
第10章 洛西・嵐山
第11章 京の祭り
第12章 伏見・宇治

著者等紹介

井口悦男[イグチエツオ]
昭和6年東京生まれ。日本古地図学会元会長。慶應義塾大学大学院修了(歴史地理学)。慶應中等部教諭・高校講師、慶應義塾大学講師を経て帝京大学教授。現在は同大学理事

生田誠[イクタマコト]
昭和32年京都生まれ。絵葉書研究家。東京大学文学部美術史学専修課程修了。元産経新聞文化部記者。明治時代以来の美術展入場券ほか、内外の絵葉書の蒐集で知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

退院した雨巫女。

6
《私‐図書館》京都って変わらない場所だと思い込んでました。2012/02/21

秋乃みかく

2
★★★★☆ 明治後期の写真が多めでした。そのころの風景と現在の風景と並べているので、比べて見ることができるのが特に面白かったですね。昔の京都はこんな感じだったのね~とタイムスリップした気分で読めた一冊でした。2011/12/26

Rollin'

2
たかだか100年前の京都が、あまりにも牧歌的な都市であったことに驚く。さらに明治、大正にかけてのインフラ整備が、現在の都市の骨格を作ってきたこともよく分かる。古地図と現在の地図を見比べながら、古い写真を読み解くことができる本書は、近過去へのノスタルジーと共に知的興奮も呼び起こしてくれる。2011/10/02

わ!

0
歩く地図帖となっていて、地図がメインかと思いきや、どちらかというと古い「絵葉書」を中心とした写真が中心の本である。それはそれで良いのだが…もったいないことに、写真へのコメントが中心になりすぎていて、本としての文脈がない。つまり写真へのコメントのような短文ばかりが続くため、読みにくい上、読み終えた感覚がまるでないのと、書いていることが頭の中に情報が入り難くて仕方がない。これなら写真を独立ページへ移動させて、文章ページは文章ページでしっかり書いてくれた方が面白くなるのだろうと思った。2020/10/25

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