学研のヒューマンケアブックス
みじめなんかじゃない毅然として生きる―障害とはなんなのだろう

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784054048706
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C3337

出版社内容情報

両腕などに障害を持つドイツ人のシュミットさんは卓球選手でもあった。生い立ちから人生や障害について深く前向きに語る。

両腕や右足に障害があるドイツ人のシュミットさんは卓球選手でもあった。シュミットさんは自分の身体や障害についての考え方が冷静で客観的であり、明るく前向きで読む者を勇気づける。特に子どものころの友達との出来事などが柔らかく語られている。

内容説明

両腕や右足に障害がある著者が体験談を交えて語る障害についての真摯な考え。卓球選手として世界の舞台に25年間出場し続け、多数のメダルを獲得した自分の身体や障害への考え方は冷静で客観的、また明るく前向きで読む者に勇気を与える。柔らかく語られる子どものころの出来事には胸が温かくなる。

目次

序章 自己紹介(最初に一番大事なこと;僕の物語)
1章 障害とは本当はどういう意味か?(「障害」とは何だろう;社会の中で人は障害者になる ほか)
2章 障害と神への信仰(初めに知っていただきたいこと;神は障害のある人間を望んでいるのだろうか)
3章 僕たちの社会における障害(どんな人間が望ましいか;両親に決定するプレッシャーがかかる ほか)

著者等紹介

シュミット,ライナー[シュミット,ライナー][Schmidt,Rainer]
1965年西ドイツ(当時)生まれ。両腕が極端に短かった。右足も短く義足を使う。12歳の休暇中に出会った卓球で、1983年から2008年までパラリンピック、世界選手権、ヨーロッパ選手権に出場し、個人、団体戦でメダルを総なめ。2004年アテネパラリンピックではスポーツを通して前向きにハンディキャップと生きる姿勢を称えるWhan‐Youn‐Dai Overcomeメダル、2006年世界選手権ではPlayers’Playerなどスポーツマンとしての人格を称える多数の賞を受賞する

オルセン昌子[オルセンマサコ]
1951年茨城県生まれ。東京女子大学短期大学部英語科卒業。カリフォルニア大学短期留学。ドイツアビテュア(大学入学資格)取得。ケルン大学中退。1978年よりドイツ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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飯田良智

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素晴らしい人です。ライナーさん、会ってお話ししてみたいっす。ライナーさんの夢が実現するよう、自分も行動していきたい。共感できたライナーさんの夢の世界。どんな人もそれぞれに能力があり、限界がある。そこではだれもが普通の人だ。一人ひとりが違う存在だから、だれもが違っていて、それが普通だ。2014/01/19

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