内容説明
走り去るウサギを追ったアリスは、あらゆるモノが不条理に展開する“ワンダーランド”に迷い込む。体は巨大化・縮小化を繰り返し、空中に浮かぶ猫に嘲笑され、女王には突然死刑を宣告される。この世界の真理は?なにが正しくてなにが間違い?不思議に満ちた世界を旅するアリスの運命は―。
著者等紹介
キャロル,ルイス[キャロル,ルイス]
1832~1898。イギリス・チェシャー州出身の童話作家・数学者。本名はチャールズ・ルドウィッジ・ドジスン。オクスフォード大学のクライスト・チャーチ・カレッジに入学。卒業後は同校において数学講師を長きにわたり務めながら、創作活動を続けた。1865年に『不思議の国のアリス』を刊行し、著名児童書作家の地位を確立。1872年には『鏡の国のアリス』を発表した。児童書以外も、数学関連の著作・論文を多数発表している
たむら純子[タムラジュンコ]
大阪府出身。1990年に『月刊LALA』(白泉社)にて「メタルの花屋さん」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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