内容説明
漢中で曹操を撃退した劉備は漢中王となり、荊州の関羽は破竹の勢いで北進を開始。曹仁を囲み于禁を捕らえたのち、呉の裏切りにより麦城に追い詰められた関羽だが、絶体絶命の窮地から奇跡の生還を果たす。魏・呉連合軍に対し、五虎将軍率いる蜀軍が中原制覇に今、進撃する。
著者等紹介
河原谷創次郎[カワラヤソウジロウ]
1969年、新潟県生まれ。1974年より宮城県在住。2005年『おしらさま』でリブラエージェンシー・第2回有線朗読文学大賞(現USEN朗読文学大賞)奨励賞を受賞。2007年『ぼっちゃん―魏将・〓(かく)昭の戦い』で第13回歴史群像大賞最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おやぶん
3
if物の三国志。 関羽が最後を遂げる場所で神に選ばれて生き延びる。 曹操や孫権に対して反抗をどのように行って行くのか。 法正のキャラクターが今までと違ってちょい違和感が。2018/10/03
ナオ
0
タイトルからもわかるように、蜀の戦死した将や病死した将が生きていたら、という話。蜀が活躍するかわりに魏と呉が割りを食うので、どちらかの国が特に好きという人にはおすすめしない。三國無双のような雰囲気。 法正のセリフで「元金も利子もない」と書いて元も子もないとルビをふられていたのが笑ってしまう。2017/09/14
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