内容説明
「どうして何度言ってもこの子はできないんだろう」―子育てにストレスを感じる親は大勢います。親がガミガミ叱らなくても、子どものしつけや困ったことの解決がうまくいく魔法のような方法が、キッズスキルです。教育大国フィンランド生まれのキッズスキルなら、親子で一緒に楽しく問題が解決できるので、みんなが笑顔になれるのです。
目次
第1章 フィンランドで生まれたキッズスキル(きつね小僧参上!;きつね小僧のお片づけスキル ほか)
第2章 キッズスキルの15ステップ(子どもとじっくり話し合う;子どもたちの創造力や個性を活かす ほか)
第3章 キッズスキルを活用した実践例(生活習慣のスキル学習;宿題のスキル学習)
第4章 「人間関係」の問題にキッズスキルを活用した実践例(人間関係のスキル学習)
第5章 困難な問題をキッズスキルで解決した実践例(悪い癖・困った習慣;子育て以外への活用 ほか)
著者等紹介
佐俣友佳子[サマタユカコ]
早稲田大学第一文学部哲学科心理学専修卒業後、アメリカの大学院にてカウンセリング心理学修士号を取得。現在、EAP総研株式会社EAPカウンセラー室室長、キッズスキルアンバサダー日本代表。カウンセリング心理学を応用した企業内での各種カウンセリングやストレスマネジメント、小学校でのスクールカウンセラーとして活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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こば
2
☆3勉強になった。 問題のある子はできないのではなく、やり方を学べていない。間違ったことをやめるのではなく、代わりにする正しい行動を学ぶ。〜するなではなく〜しよう。叩くなではなくなでよう。騒ぐのをやめるではなく静かに話す。大人が言い含めるのではなく子どもがスキルを身につけた後をイメージさせる。基本2.3週間。長くても3ヶ月でスキルを学ぶ。身につかないのは複雑かスキルに利点を感じてない。スキル学習の途中ではリマインダー(思い出させるための合図)を決めておく。2018/04/15
Naccho
1
子供の問題行動とそれを解消するためのスキルを身につけさせる! 頭ごなしに叱るのではなく、問題行動の背景を子供と会話しながら解決していく方法。 実践してみたい!2016/04/07
pepin
1
「ひとりの子どもを育てるには、村の人全員が参加する必要がある」という諺を持つフィンランド。「うちの子は〜ができない」と考えるのではなく、「この子には学ぶべきスキルがある」と考える。焦点はあくまでも解決方法。“タイムアウト”10分間が、子どもでも大人でも出来ればいいなぁ。2010/10/09
こうじ
0
最近興味を持っているフィンランドの精神科医、ベン・ファーマンが開発した子どもの問題解決方法「キッズスキル」についての本。問題解決と言いながらも、基本的な考え方は問題解決っぽくない。子どもが抱えているなんらかの課題(宿題をやらない、遅刻が多い、ごめんなさいが言えない)などを問題と捉えず、そこを子どもが習得していないスキルが必要な領域と捉える。スキルの習得をして、それを習慣化させるアプローチ。面白かった。2015/09/19
あや@KEVIN
0
とてもわかりやすく実用的だった。読んでよかった。2015/08/11