内容説明
「銀行の中の銀行」といわれる日本銀行。あまりにも有名な存在だが、その実態は、まったくといっていいほど知られていない。いったい、この“謎の銀行”はこれまで何をしてきたのか?そして、これから何をしようとしているのか?著者の永年にわたる精緻な研究をもとに、創設から現代に至る日銀の歴史をひもとき、好況も不況も仕掛ける、中央銀行の“正体”と“野望”を暴く。
目次
第1章 「中央銀行」という“超権力”の正体(景気も不景気も日銀のさじ加減で演出されてきた!;中央銀行は「銀行の卸売業」 ほか)
第2章 日銀はロスチャイルドが創った!(世界は金融を中心として回っている;敵にも味方にも資金を出すロスチャイルド ほか)
第3章 ロックフェラーが支配した戦前の日銀(「1933年」こそ世界経済の転換点、ロックフェラー王朝へ;大恐慌後のアメリカ ほか)
第4章 日銀に翻弄される戦後の日本経済(敗戦後の占領政策の転換にロックフェラー家の意向が;ロックフェラーによる日本投資「国際文化会館」設立へ ほか)
第5章 日銀による“日本改造”の行方(仕組まれていた2008年大不況;日本に謝罪したノーベル賞経済学者 ほか)
著者等紹介
吉田祐二[ヨシダユウジ]
1974年、千葉県生まれ。千葉大学大学院修士課程中退。出版社勤務などを経て、2001年から4年間、ヨーロッパ(オランダ)に企業駐在員として赴任。現在は輸出機器メーカーで英文書類の作成に従事するかたわら、政治・経済に関する論文の執筆、および記事の翻訳に携わっている。貨幣経済理論および政治思想、近代企業経営史などを研究のテーマとする。SNSI(副島国家戦略研究所)研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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