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目次
序章 発達支援と家族支援(発達支援における家族支援の大切さ)
第1章 親にとっての子どもの障害(親が専門家に求める感覚;親が障害を認識する過程 ほか)
第2章 軽度発達障害と家族支援(軽度発達障害のパラドックス;家族にとってのパラドックス ほか)
第3章 家族支援へのヒント(発達障害と肯定的まなざし;本人への障害告知 ほか)
終章 障害と個性(障害は「個性」なのか)
著者等紹介
中田洋二郎[ナカタヨウジロウ]
早稲田大学大学院文学研究科修士課程(心理学)修了。臨床心理士。国立精神保健研究所児童・思春期精神保健部思春期精神保健研究室長、福島大学大学院教育学研究科教授を経て、立正大学心理学部教授。専門は発達臨床心理学、発達障害のある子どもの家族支援(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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春
8
発達障害に関する本は多いけど、その家族に焦点が当たっています。「対象消失と喪の作業」、学生時代講義で半分寝ながら聞いた気がする、、笑 死別や失恋だけでなく家族の障害受容の過程にも当てはまるというのは興味深い。家族支援といってもまだまだその支援を受けたる主は母親になることが多いです。SCも結局利用しやすいのは時間的にもお母さん。母親が障害受容に向かっていってもそこから父親、両祖父母、と家族を巻き込んで障害受容と療育につなげるのは難しい、、。発達障害の特性が個性なのか障害なのか、私にはまだ分かりません。2018/03/03
Asakura Arata
1
発達障害の臨床で一番気を使うのが、親御さんへの診断告知のときである。予想とは違った反応が返って来たり、だいぶ時間が経ってから、反応が返って来たりする。どのように対応するかいつも悩むのだが、この本を読んで、教えられるところが多かった。2012/07/13
tooka
1
障害者本人だけでなく、家族・教師への支援、連携の重要性と、障害に対する肯定的なまなざしを説く。トピックが広範に及んでいることと、実体験に基づく論考なのが特長。2009/07/24
yururu
0
52011/12/23
みみこ
0
本人や家族に寄り添うとはどういうことか。自分の失敗から学んでほしいという筆者の思いを無駄にしないために、目の前の人々にできることは。2023/03/17