内容説明
関ヶ原の戦いから一年と五ヶ月が経ち、世の中が戦乱の時代を忘れようとしていた慶長七年二月。強大な権力を手にした内大臣・徳川家康は征夷大将軍の就任を画策、豊臣の世から徳川の世への天下簒奪の野望をついに露わにした。関ヶ原で家康とともに東軍として戦いながらも、家康の思惑を知り、豊臣家の未来に暗雲が立ち込めるのを恐れた福島正則、加藤清正は、家康討伐の許可を得るため、盟友加藤嘉明とともに、豊臣秀吉の正妻・高台院を訪れる。いきり立つ三人の武将に高台院が授けた驚愕の作戦とは?本格戦国シミュレーション。
著者等紹介
河丸裕次郎[カワマルユウジロウ]
1969年、兵庫県生まれ。『御坊丸と弥九郎』で第12回歴史群像大賞奨励賞を受賞。『新織田戦記』シリーズ(歴史群像新書)にて作家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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