内容説明
「経済格差=教育格差」、「子どもたちは史上最悪に荒れている」「日本の教育は改革が必要」など、教育の常識の8割は間違っている!子どもの学力低下に効果絶大と大ブームになった「百ます計算」の立役者が語る、学力低下問題の真実と本当に効果的な対策。
目次
1章 百ます計算の真実
2章 これでいいのだ、日本の教育
3章 教育の常識を疑え!
4章 今、家庭とは
5章 受験学力は生きる力
6章 基礎基本だけじゃ学力は伸びない!
7章 日本の教育はどこへいく?
著者等紹介
陰山英男[カゲヤマヒデオ]
立命館大学教育開発推進機構教授、立命館小学校副校長。1958年兵庫県生まれ。兵庫県公立小学校教諭、広島県公立小学校長を経て現職。教諭になった当初から「子どもに学力を保証することこそ教師の仕事」をモットーに、「早寝早起き・朝ごはん」や体力向上で子どもの生命力を、理科のおもしろ実験などで子どもの知的好奇心を高め、百ます計算、古文暗唱、漢字の前倒し指導、低学年のそろばんなど、さまざまな教材・教育手法を駆使して子どもの学力を伸ばしている。中央教育審議会教育課程部会委員。大阪府教育委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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魚京童!
15
資本主義と理想の教育って相反する気がします。2014/12/06
BIDDULPH
9
教育現場での実践をもとに、小学校教師の間では常識と思われていることが実は間違いであるということを実に分かりやすく説得力を持って示している。実績者だけに今までのやり方を変えようとしない教員たちが馬鹿に見えてくる。2013/12/18
BIDDULPH
8
子供が一所懸命発表して生き生きと学んでみんなで仲良くできる楽しい授業ではダメということ。目標をきちんと達成できる授業でなければいけないということ。2014/01/18
BIDDULPH
3
陰山氏の考えをまとめるため再読。2014/01/20
沢庵(たくあん)
3
教育の格差は意識の格差。今の日本の教育に何が必要なのかを教えてくれます。2010/01/30