• ポイントキャンペーン

学研新書
仏教ではこう考える

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 245p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784054039667
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C0215

内容説明

どんな難問・奇問・珍問にも答える住職、シャク先生が、絶妙の回答で“仏教の思考法”を教えてくれる一冊。みんなが感じている悲しいこと、耐えがたいこと、ヘンなこと、納得のいかないこと…を仏教的に快答乱麻。まさにこの人は「仏教の白石さん」だ。

目次

第1部 紙上問答編
第2部 日々の問答編(嫁に来たのにウチの宗旨にならなくてもいいんですか(怒)!
うちのおばあちゃん、どこへ行ったんでしょうか?
娘が霊感体質なので、すぐに霊がとり憑いて…
それ、やらなあかんのですか?
なんで正座しなきゃいけないんですか?
宗教はいらないけど、お墓は欲しいのよ!
お坊さん、殴られたら殴り返しますか?)

著者等紹介

釈徹宗[シャクテッシュウ]
1961年、大阪府生まれ。龍谷大学大学院、大阪府立大学大学院人間文化研究科比較文化専攻博士課程修了。専門は宗教思想。兵庫大学准教授。NPO法人リライフ代表。浄土真宗本願寺派・如来寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西澤 隆

6
釈さんはおじいさんに怒られたそうだけれど、理屈や機能で宗教について考えるアプローチはとても貴重に思う。仏教は我々が思う以上に、現実を現実として静かに見つめる智恵の体系。だけどだからといって現在の科学で説明ができないものをすべて否定することはなく、形を変えながら今そこにあるものをきちんと受け入れた上で考える多様性が織り込まれている。これだけ機能について語りながらも決めつけないで「一緒に考える起点にしよう」が徹底されているところに彼の中の厳しさを感じる。「儀礼」をどう考えるかも切り口がちがって発見があります。2022/05/12

ち~

6
最近、法事に行く機会が増えたので読んでみました。なぜお坊さんが髪の毛を伸ばしているか?なぜ正座しないといけないか?といった軽いものから、生と死、お墓について等、重いテーマまで、ちょっと楽しめたり、考えさせられたりと興味深く読むことができました。海外を含めた他の宗教との比較もおもしろかった。2013/09/18

Humbaba

5
世の中には多数の宗教がある.そのため,どの宗教が絶対的に正しいということはできない.そのため,できることは仏教という考え方はどのようなものであり,何を正解とするかを指し示すことだけである.それを聞いた上で,自分は何を信じるのか,どう考えていくかを決めていくことが大切になる.2012/05/04

zen1ro

5
宗教の 見方がちょっと 変わったか?!2011/11/14

kera1019

4
一般の質問に答える紙上問答編では心霊写真や占い、スピリチュアル・ブームなどにも否定から入らず仏教ではこう考えると砕けた解答をしてて読んでて気持ちいい。中道という考え方にも共感。2013/01/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/81525
  • ご注意事項