学研新書<br> 名古屋の品格

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学研新書
名古屋の品格

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784054038943
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0236

内容説明

長年「この地域に品格などはない」と言われ続けてきた“大都市”名古屋。屈辱にまみれたこの地域は、皮肉にも日本全体が活力と自信を失いかけているここ数年、ひとり繁栄と自尊の歴史を刻む地域でもあるのだ。繁栄は品格の対極にあるものなのか?名古屋出身で都市分析の第一人者と定評の著者は考える。「何言っとるの。名古屋に本当の品格があるんだがね」その品格の中身とは…?従来の品格論者も腰を抜かす「新品格論」でもある。

目次

1章 都市にも「品格」がある!?(ここ数年で大きく変わった名古屋;かけた元手は取り返す気質 ほか)
2章 名古屋の街の「品格」は?(屈辱の「名古屋飛ばし」;大変貌する「名駅」エリア ほか)
3章 “ムラ社会”がつちかった名古屋の「品格」(今もある、車の運転「名古屋走り」「名古屋スタート」;意味なし!「バスレーン」 ほか)
4章 「もったいない」は世界最先端の思想(名古屋人は食べ残しをしない;「もったいない」精神の本家本元の地 ほか)
5章 名古屋らしさが「品格」の源泉(名古屋経済が「一人勝ち」だったわけ;いいものには惜しげもなく金を払う体質も ほか)

著者等紹介

岩中祥史[イワナカヨシフミ]
1950年、名古屋市生まれ。愛知県立明和高校から東京大学卒。出版社勤務を経て、1984年、編集企画会社エディットハウスを設立、代表取締役。独得の視点に立った都市・県民性評論には定評があり、テレビ出演、講演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

15
品格本ブームに便乗した感じだが、名古屋の文化についての勉強になる。品格は読んでいてまるで感じなかった。新興住民で経済的に豊かになりつつあって、お金の使い方に味が出てきているといったところだろうか。銀行に頼らないところは堅実。製造業関係のビジネスが多いのが魅力。10年後は大阪を抜いているだろうし、半世紀後は横浜よりも大きくなりそうだと予感させてくれる。元気のいい本。でも名古屋市民からの異論は多いかもしれない。大いなる田舎という表現は笑った。2017/11/13

nappa

3
自分は名古屋人だと思いあたるところもあり、違うところもあり。2015/02/18

MORITA

1
地方毎に持っていた品格とその価値を貶めたのは東京(関東)優先という価値観。名古屋の特性はその価値観の流入をある程度防いだが、他地方も東京(関東)優先という価値観に別れを告げ、各々の魅力と品格を取り戻して欲しい。2017/02/05

s_n

1
いわゆる県民性みたいな話だが、愛知ではなく名古屋。名古屋の人は派手好きなわりに横並び意識高く目立ちたがらないとかそういう話。2013/10/25

1
以前読んだことをまるっと忘れて再読www印象薄すぎwww/(^o^)\2013/07/19

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